仲井戸"CHABO"麗市×和田唱@CLUB ex

STAND ALONE Vol.8 仲井戸"CHABO"麗市×和田唱(TRICERATOPS)@CLUB exに行ってきました。


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和田唱のライブからスタート。初めて彼の生ライブ見たのですがめっちゃ良かった!ループペダルを使いながら、音を重ねながらペダルで音を出したり消したりしていくの難しそうだったけど、ギター重ねて、リズム重ねて、コーラスまで、一気にあんな風に生で出来るの凄い。羨ましい。練習しよう。ギター弾き語り、鍵盤で弾き語りあり、素晴らしかった。


続いて登場したチャボは本当にびっくりするくらい全然お変わり無く色気も健在で、「ポスターカラー」から、「君が僕を知ってる」から、「Long and winding road」から、サプライズで和田唱の新作からの「夜の雲」リーディング等々、最高!!酔いしれました。


最後は二人で登場して、「Crossroads」や「スローバラード」などをして、最後はTRICERATOPSの「New World」。和田唱はスローバラードをラストに提案したけど、チャボがスローバラードで終わらせることに反対してのセットリストだったそう。素敵。


チャボはライブ中に、何度も客席を仰いで、和田さんを仰いで、そして天を仰いでいました。


和田唱はチャボが結婚した1975年の生まれだそうですが、ギターがあれば年の差なんて!ロックンロールがあれば年の差なんて!明日からツアーに出ようぜ!と仲良しで、二人とも最高の笑顔で、お互いにリスペクトしてるのが伝わって愛に溢れてて最高にカッコ良くて気持ち良かった!


二人のセッションをまた見たいです!
ツアー実現したら良いのにな。

シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル@日経ホール

シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル@日経ホールに行ってきました。私が見るのは3回目だけど、来日30回目とのこと!めっちゃ来日してますね。嬉しい、ありがたい。


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プログラムは、グリーグ/抒情小曲集より12曲、シューマン/子供の情景より13曲。休憩を挟んでビゼー/歌劇「カルメン」より4曲、サンサーンス/動物の謝肉祭より14曲。アンコールにバッハのチェンバロ協奏曲、最後にミシェル・ルグランに捧ぐ即興曲。……とはなっていたものの、即興から始まりました。


始めの即興は、前回連弾していた同級生のマダガスカル駐日大使が遅れていた?みたいで、待ち時間の即興だったみたいですが、いらしたのでしょうか。前回の連弾美しかったな。


何度も泣きそうになりながら堪えてたけど、最後の、先日亡くなったミシェル・ルグランに捧げる即興では思わず緩んでしまった。別次元のテクニックや解釈なんだけど、自由で自然で、リラックスしていて、今回も本当に素晴らしかった。
31回目の来日時にも行けますように。

ちょい雪景色。

親が揃って具合が悪くなってたらしく急遽帰ったところ、雪!すぐ止んだけど。寒かった。


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まだ夏みかんが大量にあったのでジャムにして、ピールは日数が掛かるので、綺麗なところだけ下処理して持ち帰り。鍋が足りません(笑)


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私が帰る頃には二人とも調子はだいぶ回復したみたい。とりあえず、良かった。

復刻等発売決定ラッシュ!

ブーツィー・コリンズの海賊版の噂話について書いたけど、求めていたものに近い音源かもしれない。


Keith Richards(キース・リチャーズ)、88年の初ソロ・アルバム『Talk Is Cheap』30周年記念豪華復刻


キースの初ソロが復刻される、その中にブーツィー・コリンズ参加の未発表音源があるらしく。


噂というのはキースとのセッション音源があり、それは海賊版でしかない、という噂で、もちろん『Talk Is Cheap』はめちゃめちゃ聞いてたけど噂とこのアルバムとの関連は不明で、その「セッション音源」がもしかしたらこの未発表音源に当たるのか?????と、気になります。まあ、どっちにしても、そりゃ絶対カッコ良かろうね!


それにしても、これもまた凄い、ジョアン・ジルベルトの2006年(来日2回目)日本公演のBlu-rayが急遽発売決定したり、マーヴィン・ゲイの未発表CDまでこのタイミングで発売決定って、超大物の発売ラッシュ過ぎ。


JOÃO GILBERTO
LIVE IN TOKYO SPECIAL Blu-ray BOX


Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)、1972年の未発表アルバム 『You're The Man』 3月29日にリリース決定

悲喜こもごも。

ブーツィー・コリンズもジョージ・クリントンももう見れなくなってしまうそうだ。寂しい。


でも、お二人ともライブはしなくなるけどスタジオ活動は続けるみたいで、どうかお元気で頑張って頂きたいです。


ジョージ・クリントンを初めて見たのは確かフジロックだったと思うのだけど、UFOでも降臨したみたいにド派手で圧倒された。凄かったなあ。最後のツアー見に行けるかな。ブーツィーは、すごい海賊版があると噂があって、聞きたくて聞きたくて長年だいぶ探しまくったけど結局見付けられなかった思い出。あの噂は何だったんだろう。


そういえばスライ・ストーンはドキュメンタリー映画以降どうしたかな、と思って調べてみたら今年新しいドキュメンタリー映画が公開予定になってた!これは楽しみ!!


スライ・ストーンの新ドキュメンタリー映画『Dance to the Streaming Music』が2019年公開

「第40回ヨコハマ映画祭」に行ってきた。

今年も「第40回ヨコハマ映画祭」@関内ホールに行くことが出来ました。


映画3本とスペシャトーク、表彰式が行われるイベントです。


映画は
寝ても覚めても
「鈴木家の嘘」
「弧狼の血」の3本上映。


寝ても覚めても」は、出会いも別れもお伽噺のようで引き込まれました。
魔法の言葉に縛られて忘れられない感じはすごく分かる。昔の恋人に似てるみたいな事は、思ったことも言われたことも無いのでそれはなかなか苦しくお互いに切ないだろうなと想像する。奥さんや前の恋人とそっくりな人と付き合っている人を端から見てると何故かとても不安になりますね。
最後は別のエンディングになったほうが共感は出来たかもしれないけど、良いエンディングでした。
奇跡のような日の光の射し込み、水辺でのやりとり。
岡崎の存在とは何だったんだろう。
もう一度近々見返したいな。



「鈴木家の嘘」は、引きこもりのお兄ちゃんが小綺麗でたまには外出して風俗にも行っていた?様子で、そのリアリティーの無さがむしろ救いで、厳しい話でも楽しく見れました。リアリティーを追求したら見てるのが辛いような話だけど面白くて、風景も美しかった。


鈴木家の嘘 Original Soundtrack

鈴木家の嘘 Original Soundtrack


「弧狼の血」は、前に感想を書いてるけど、改めて見て、やっぱり中村倫也の存在感がヤバい。あまり他の作品を見てないので見たいです。
それからこの映画の続編を早く見たい。松坂桃李がどんな刑事になって帰ってくるのか。



表彰式では俳優さんも交えて作る側の人の話も聞けるのが興味深く、欠席者がいても代理人の方からコメントや本人の様子が聞けたりします。
カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督は出る側の人みたいだったなあ。出たい人かどうかによるけど、これからもっと出てくる気がする。
木竜麻生は映画「鈴木家の嘘」よりずっと大人びてました。
去年も思ったけど、実物の松坂桃李は画面を通すよりカッコ良くて、去年以上にもの凄い数のファンが花束贈呈の為に並んでました。そして終わるまでの間は待ち時間みたいになってて松岡茉優伊藤沙莉唐田えりかがステージ上だというのに本当に仲良さそうに3人で大盛り上がりしていたのが可笑しかった。完全にオフになってたっぽい。何の話で盛り上がってたんでしょうか。可愛いな。
東出昌大役所広司はテレビで見たまんま、そのままだった。
山﨑努には実行委員長の配慮でスタンディングオベーションでお迎え。80代になっても素敵でした。
安藤サクラ吉沢亮が欠席でした。ざんねん!
でも十分豪華な表彰式。


実行委員長のお父さんは今年も走り回って働いてて、最後には疲れました、と言っていた。
本当にお疲れ様でした。


来年も行けます様に。

夏みかん覚書。

実家でたわわに自生した夏みかんで自分流にジャムとピールを作ったら美味しく出来たので自分用メモ。


ジャムはとろみがついてから、もう少し我慢して煮詰める。
ピール用の皮は5回茹でこぼす。
ピールのグラニュー糖は60%位。
仕上げのグラニュー糖は無くて良し。


会社の美女達に差し入れしたら売れるよ!と喜んでもらえて良かった。せっかくなので今度はこのジャムとピールで何を作るか考え中。


せっかく長さと太さを揃えたのでオランジェットも季節的にも良いけどジャムとナッツでクリームチーズのディップも作ってみたいし、甘さを抑えたケーキにたっぷり混ぜてグラスアローしても美味しそう。これは想像しただけでもかなり禁断ぽい。


野生の夏みかんの味が強くて頼もしくて、健康診断が迫ってるのにヤバい。
美味しく作って、なるべく人に食べてもらわねば。

細野さん@中野サンプラザ。

1年とちょっと振り、細野晴臣コンサートツアー@中野サンプラザホールに行ってきました。ずーっと聴いていたかった。なんという癒しの声と演奏。
そして上品なスーツに流した白い髪、素敵でした。


ミッキー・カーチスさんとの話、林家三平さんの話。泣いちゃった子供には優しく気を向けたり怖がらせたり、早く帰って寝なくちゃ等とMCも楽しくて、選曲もプレスリーやジョセフィン・ベーカー等のカバーから3月発売の「HOCHONO HOUSE」からの曲等々、バンドの音が素晴らしくて全部良かった。
香港ブルースカッコ良かった。ろっか・ばい・まい・べいびいやってくれたのが嬉しくて、終わって欲しく無かった。20曲があっという間でした。


細野さんの人間性とは思うんだけど、あんなにも温かい、あの温かさは何だろうなあ。


HOCHONO HOUSE<CD>

HOCHONO HOUSE<CD>


映画を聴きましょう【Amazon.jp限定オリジナルポストカード付】

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ルーベンス展→ムンク展、アートアニメーション。

日曜日の事ですが、ルーベンス展→ムンク展@上野、最終日に行ってきました。


まずルーベンス展から。
私のアニメの原点「フランダースの犬」の最終回で有名な《キリスト降架》を含むアントワープ大聖堂の祭壇画の4Kシアターがあり、4K ならではの圧巻の映像でした。綺麗すぎて距離感が無く迫ってくる感じは現物を見るのとはまた違うのですが、凄いです。
本編の方は、家族の肖像画がとても良くて、子供たちは宗教画の天使たちよりも可愛くてほっぺたが真っ赤っ赤でした。愛娘のクララの肖像も美しかった。この絵が描かれた数年後には彼女は亡くなってしまったのですが ……
宗教画に描かれた天使も男も女もデフォルメされた筋肉や表情で凄い迫力でした。カトリックの華やかさの真髄という感じ!外交官もしていたルーベンス。多忙の中、あれだけの絵をどうやったら描けるんだろう。超人です。
売店にはフランダースの犬とのコラボグッズもありました。フランダースの犬ルーベンスをいつか見てみたいと子供心に思ったし絵を見るのが好きになったと思う。


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ムンク展は、チケット持ってても並ばなきゃならなくて約1時間待ちでしたが、そこまでひどい混雑ではなく、時間は掛かったけどゆっくり見てきました。



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今回はもちろん「叫び」が展覧会のイチオシなのですが、マドンナも接吻も吸血鬼も官能的で素敵だし、ムンクの自画像も楽しくて(と言って良いか分かりませんが)見所満載でした。
それから今回何故かどうしても気になったのんは木版画の「浜辺の二人の女」。もしこの絵が部屋にあったら、何だか色々想像したり考え込んで病むかもしれないと思った。怖い。


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入るときは人が多くて気付かなかったけど、会場出たところにムンクをアニメーションにしたアート作品があり、登場人物が前衛的なダンスをしながら変化していて、色んな事するなあと思った。その後音出会に行ったら、どんどんギャラリー化してるたけちゃんの家にまた新作が届いてて、何かと思ったらiPadで、応挙の蝶をアニメーションにしてiPadごと販売してるという作品で、額縁にiPadごと入れて、何か凄いことになってた。


月日は驚くような早さで流れていくし、世の中はどんどん進化していくし、時代の流れについていけないよ。


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市原悦子さん。

飛び込んできたまさかの市原悦子さんの訃報。


2015年、「サワコの朝」のゲストに出たときに松谷みよ子「月見草の嫁」を朗読してたのを、永久保存してます。何回見たか分かりません。


テレビで「子どもの詩集 たいようのおなら」を朗読してたのが良くて、2冊買って1冊は母にあげました。


ミッキー吉野と仕事してたのも気になってたし、朗読会行ってみたかったなあ。もう行く機会が無くなってしまった。とても残念です……


江守徹とやってた舞台、放送してくれないだろうか。


映画ももっと見たかった。
心から御冥福をお祈りします。


子どもの詩集 たいようのおなら

子どもの詩集 たいようのおなら