ロートレックとモンマルトル展で銀ブラ

ちょっと寒かったけど、連休のど真ん中、銀座に行ってまいりました。
目的は、ロートレックとモンマルトル展。姉と姪と3人で。


絵のモデルから名誉毀損で訴えられちゃうくらいに、ロートレックの描く人間の表情が
あんなにも不気味なのは、いったいなぜなんでしょう。
特に道化師の絵などは、怖くて子供の頃から苦手でした。
道化師自体が怖い、ということもあるけど、ロートレックの絵の印象は強い。


でも色は本当に素晴らしくて、構図も面白くって、
ポスター画のフォントも、インパクトがあってかっこいい!
色の塗られていない素描も、なんともアンニュイな雰囲気が漂っていて、イイ感じ。
あとサインが象のシルエット画のスタンプみたいになっている時期があって(時期によって、なのかどうかわかんないけど)その象が可愛かったな。
ロートレックが影響を受けたと言われる歌麿や豊国の浮世絵も沢山見れて、それも素晴らしかった。


図録や画集は購入せず、比較的人物の表情の怖くないポスター画のポストカードを2枚購入。
ロートレックの人生については、そのうち本でも読んでみようかと思ったけど
読むとへこみそうなので、今はやめておく。


展覧会の後は、資生堂パーラー本店にて優雅なお茶会。
お値段はそりゃもうお高いけど、姉がご馳走してくれたので
何回も何回もお礼を言ってしまった。ああ幸せ。