先週、天沢退二郎さんのトークライブに行ってサインしてもらった本に、パラフィン紙でカバーつけました!なんとなくひと安心。
天沢退二郎さんの幼少時代の宮沢賢治体験からファンタジー作家になるまでのお話を色々聞けて、中学時代に執筆した物語のナマ原稿コピーまでいただけて、行って良かった〜♪なトークライブでした。
私の中で強烈な宮沢賢治体験は、中学生(たぶん)の時、臨時講師の先生が、初めての授業のときに、「好きな詩です」といって「春と修羅 序」を手書きしたプリントを配って朗読してくれたこと。
この時の衝撃は、ちょっと言葉では表せません。
個性的で大人しくて朴訥に話す人で、「人気講師!」という感じでは無かったのだけど、たちまち人気者になって、放課後にはいつも先生のデスク(何故か職員室じゃなくて小部屋だった)の周りは生徒でいっぱいになってました。話すというより、勉強したり、本を読んだりという、不思議な静かな集まりになってたみたい。
臨時だったので、あっという間に姿を消してしまった先生。夢でない夢みたい。
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