潜入してみた

今回潜入したのは、自主制作短編映画の上映会。
誘ってくださったinabaさんには、プログレのイベントとか、サブカルチャー同人誌のパーティーとか、とにかくいつも知られざるディープな世界を見せてもらっているので、今回もまた、詳細を聞かずに参加してみることにしました。
会場は池ノ上「シネマボカン」。お隣りのライブ・バー「ボブテイル」には何度か行ったことがあるけど、こっちは初めて。会場へと続く地下に降りる階段は、地上からすでにただならぬオーラを放っており、異界への入り口と呼ぶにふさわしい雰囲気(・・・のように思えた。降りたことあるのに)。思い切って地階まで降りて入り口のドアを開け店内に入ると、あらゆる物が置かれたり貼られたり掛けられたりしていて、でも不思議と落ち着いてしまう、カオスなお店でした。普段は「ガリガリ」というBarらしいです。何だか何故かとてもゆっくりできそう。退屈もしなさそう。
トイレがオモシロイよ、と言われたので入ってみたら、かなりB級な映画のポスターがびっしりと貼られている中に、良く良く見ると80年代アイドルのシールがあったりして、オブジェもなんか凄いことになってました。
肝心の映画は、気になるところが明かされないまま終わってたり、「続く」と出ているのに続きがなかったりするあたりが自主制作的ではあったけど(みんな確信犯なんだけど)、どれも作っている人達がきっと楽しくて仕方ないんだなあ、というのが伝わってきました。私的にツボな作品もあったので、見に行った甲斐がありました。
色んな人がいて面白いなあ、とつくづく。