フードファシズム

今日、職場の人から
「これやろうと思うんだけど、SABAちゃんはどう思う?怪しくないか調べてもらえないかな。それで意見を聞きたいんだけど」
と、ある水のパンフレットとか、論文とか、水の効能が載った専門紙のコピー(のようなもの)などなどを、どさっと渡された。


なんでも「ある成分」の入った水が、奇跡的に健康に良いらしい。
まあ、○○入りウォーターとか、どこそこの水とか、健康に良さげな水というのは世界各国、日本各地に数々あるので、その情報自体にはさほど驚かなかった。渡された水の成分は、確かに「良く分かってはいないけど健康に良いらしい」ってことで最近注目されてる成分で、大手メーカーからもその成分入りウォーターが出ているので聞いたことも飲んだこともあった。

でも問題はここから先。

この水はいわゆるネットワークビジネスでのみ購入が可能で、一般には流通していないというのだ。(もちろんすでにインターネットでは流通してましたが)
そこで、この「素晴らしい水」を売買出来る権利を買わないか、とそういう話らしい。自分を通じて誰かが買ってくれたときにマージンが入るという、それだけの権利。権利を持っていれば、店などに卸すことも可能らしい。

その権利っていくら?と聞いたら、百何十万円だって!!!!
(あまり具体的な数字を出すのは怖いので、あやふやにしておきます)
権利を限定数百人にだけ渡す予定なのが、もうほとんどが売れて残りちょっとしかないんだって!!!!だから今がチャンスなんだって!!
言われた数字が本当なら、すでに権利金だけで5億円以上の売上げになってるよ!


彼女は本社にも行って、水飲んで健康に良いと効果を実感、他の市販されている水との比較実験にも立ち会って、「その水」以外の水がどれだけ汚染されているかを目の当たりにして、それ以来ミネラルウォーターが気持ち悪くて飲めなくなってしまったそう。ひどい。


・・・それでも即決しなかった理由は、「本社がプレハブだから不安になった」とのこと。
プレハブはさておき、もう話聞いただけで怪しさ満点。ただ一方的に「詐欺まがいだ」とも言いきれないので、「この手の話には、私だったら絶対に乗らない」と言った。
でも彼女は、私の言葉に同意しつつも、どこかで絶ち切れないらしかった。

仕方が無いので、一旦茶封筒を持ちかえり、論文読んだりパンフレット見たりして、インターネットで「ある成分」について調べたりしているうちに、これもある意味新興宗教とおんなじだな、と思った。話聞いてると軽くマインドコントロール受けちゃってるみたいなんだもん。となると思ったよりやっかいかもしれない。
まあ望みは、信じつつもどこかで疑っているから私に委ねてきたってこと。


じゃあ解放してあげたいな、ということで論文やパンフレットがどれだけ信憑性がないかなどと追求してたら、ほら〜また朝になっちゃったよ!
多分大丈夫だとは思うんだけど・・・・まあ手を出すも出さないも、最終的には本人次第。「やるな」と言うつもりはないので、いかに「やるな」とは言わずに「やるのやーめた!」と言わせるか・・・はあ。世の中怖い。




→翌日に続く