ペルシャ文明展

これも、ベルギー王立美術館展の時に一緒に見に行ったので、やっぱり一月以上前ですね。覚書です。
チラシ見た時点では行く気になれなかったんだけど、行ってみたら結構面白かったのがペルシャ文明展@上野の都美術館。
一番に展示されてた大理石のボウルが、薄くて良い形してて、7000年前のものなんてちょっと信じ難いくらい完璧でした。
誰がどうやって作って、どんなふうに出土したんだろう、すごいね、と感動しながら先へ進むと、動物を象った、口元が面白い状態になってる水差し(お酒用か)とか、模様自体は細かいんだけど、裏表の絵の向きはバラバラのコインとか、貴重なものなんだけどちょっと力が抜けちゃう感じの出土品がたくさんありました。
特にコインなんて、あそこまで細かく手作業しているのに、「いいよいいよ、向きなんて適当で」って感じ(かどうかは分からないけど)が、職人さんたちのおおらかさを表しているようで、良かったですw


金製品は、全部真赤な布の上に展示されていて、豪華で、ダイナミックで、目がチカチカしました。もうちょっと落ち着いた色の上に置いてくれたらゆっくり見れたかも。
一番、印象に残ったのは、やっぱり一番最初に見た大理石のボウルかなあ。
あと、大きな声では言えないけど、チラシのデザインもうちょっと何とかならなかったのかなあ。
展覧会自体は面白かったよ、ほんと。