ルドン展

「ルドンの黒ー眼をとじると見えてくる異形の友人たちー@Bunkamuraザ?ミュージアム」観てきました。
あまりにも暑すぎるので、少し涼しくなりたいと願いつつ、Nahちゃんと。


「あらゆる色の中で一番本質的な」黒を使って描かれた幻想的な世界はモノクロ写真を見ているような感じで、非現実を表現するための黒なのかな、なんて思いました。


異形の怪物たちや気のふれた人の表情は不気味ではあったけれど、みんな悪いものを呼び寄せるような邪悪さはなく、何だか可愛くて、ゆっくり、ゆっくりと動いているような雰囲気。



何枚かカラーの絵もあり、実はこっちの方がすごく好きでした。
優しくて、静かで、美しかった。



怖くて涼しくなれるかと思ったけど、実際には絵よりも冷房の方が寒かった。表に出てほっとしました。
ちと意味は違うけど、まあいっかw