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まぼろしの薩摩切子@サントリー美術館

建造物の模型とか、ジオラマとか、食品サンプルとか、何かのおまけとか、実際には使えないけど精巧に作られたミニチュアを見ると心躍るものがありますが、今までに見たミニチュアの中でも最高峰と言ってもいい、すごいミニチュアを見てきました。


まぼろしの薩摩切子@サントリー美術館でね。


薩摩切子というのは、幕末から明治初頭のほんの十数年のみ薩摩藩で生産されていたカットガラスの工芸品。
明治初期には途絶え、近年になってまた復刻されるようになってきたらしいけれど、その当時のものは、とても貴重なものだそうです。


透明な透きガラスが使われることの多かった江戸切子に比べて、着色ガラスを用いてより細かい細工がされていたという薩摩切子がどんなものなのか、工芸品に全然うとい私はよく分からないまま興味本位で見に行ったのですが、とてもキレイ!


ガラス製のフタ付きの重箱とか、曲線の美しい瓶とか、深い色合いのグラス、懐かしさを覚えるお皿などなど、精巧で美しい品々はどれも見ごたえ十分だったのだけど、特に、その中に展示されていたミニチュアの雛道具がひときわ輝いて見えました。


小さいけれどちゃんと使えそうな、クオリティの高い小さな小さなガラスの雛道具がずら〜っと並べられていて、これは本当に素晴らしかったです。


どこの子供のために、こんなすごいものが・・と思って解説をよく見たら、篤姫の輿入れ道具といわれているものだそう。


篤姫・・・ドラマは全然見てないけど、だから篤姫のこと名前くらいしか知らないけど、それはそれは大切にされていた人だったんだろうなあと、勝手に思い込んじゃいました。


またいつか、見たいなあ。あ、薩摩切子をね。機会があれば篤姫も。