先週裏磐梯に行ったとき。
福島県内に入ってすぐに車のクーラーが壊れてしまったので、修理工場に車を預け、待っている間にお昼ご飯を食べに行こうということになりました。
近くにレストランらしき看板が見えたので丁度良いと思い、作業服のおじさんに「ちょっとお昼に行ってくるので、車お願いします」と言ったら
「どこいくの？」
（指を指して）「あ、あそこに」
「やってないんじゃないの？」
「いえ、看板点いてますから」
「え、そう？やってっかな。やってないんじゃないの。多分」
何かあると思い、どこかオススメはありますか？と聞いたら「あるよ」と間髪入れずに即答され、仕事中なのに「送ってってやるから乗りな」と車に促されました。
ラッキー♪と喜んで連れていって頂いたのが近くの「塩谷蔵」というお蕎麦屋さん。
おじさんは「帰りは歩いてきてね」とそのまま作業に戻っていきました。
近くの人が食べていた天ぷら付きの皿蕎麦をお願いしてみたら、香りが良くてコシが丁度良く、天ぷらも軽くてサクサクで、美味しかった！！
蕎麦湯も堪能させていただきました。
帰り道にある日本酒の蔵元で「稲川」というお酒も購入してすっかり楽しんでしまいました。
クーラーが壊れたときはどうなることかと思ったけど、結果的に壊れてくれて良かった。
お蕎麦は人の親切に触れたので余計にしみじみと美味しくて、今までお蕎麦が特に好きというわけじゃなかったけど、すっかりお蕎麦好きになりました。
クーラーも直って快適に旅行を続けられたし、おじさんの親切に感謝！
こういうことがあるから、旅行中のハプニングも面白いよね。
