実在

とりあえずおかしな人からは逃げちゃって平和に過ごしていまして、自分に何が起きていたのか段々と分かってきたところです。
でも、まだしばらく大人しくしていようかと。


で、時間が出来たので村上春樹1Q84」を読み始め、まずBOOK1を読み終わりました。


読んだ人に、「どう思った?」と聞かれたのですが、半分読んだだけなので、今のところ、まだ何とも言えません。
細かいディテールにはまあ時代背景を思い起こさせるものもあるし、カルトに対する思いもあるし、面白くなってはきたのですが、実際に近くに居そうな人が小松さん以外に一人も居ないし、結構生々しくて気持ち悪い描写が多いので、なかなか乗れずにいる感じです。
どうも村上春樹の性描写って好きになれないし。なんだかね。


でもまあ、すでにBOOK2も購入済みなので一気に読んじゃおうと思います。


ところで全然関係ないのですが、先日、青豆のような、すばらしい針のテクニシャンに会いました。


大学病院で採血を受けたとき。


私の血管が見た目より浅くて細いらしく、いつも一度で成功したら「ありがとうございます」などと、一言お礼を言うのですが、先日担当してくれた先生は、本当に迷い無くスッと入れたらサクッと血管の中心を捕らえて、そのスピード感が本当に素晴らしかったので思わず感動してしまいました。


「わー!」って言っちゃったもん。採血室で、あんまりすごくて。
今まで、沢山の人に採血してもらってるけど、あのスピード感と確かさは初めてです。


それは、日本刀であまりの手さばきに切られた方が気付かない、というくらいの名人芸で、実際に本当に全然痛くも何ともなかったし、出来ることならまたお願いしたいくらいだったのでした。
指名制度はないだろうけど(笑)


青豆が好きそうな感じの先生。男の人だけど、あの先生なら、青豆みたいな殺しが出来るかもしれない。

可能なのかどうか分かんないけど、、、物騒な話。でもほんと、良いもの見ました。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1