家族



何年か振りに、一番上の姉と姪っ子と会ってきた。


前会った時は小学生だった姪はもう高校生だって。時が経つのは早いなあ。
そりゃもう、キラキラして可愛いったらなかった!


滅多に会えない姉に、改めて、私が子供の頃に患っていた時に迷惑をかけたことを謝り、心身共に疲れ果てていた両親やもうひとりの姉を支えてくれてありがとう、と伝えた。


私に血を分けてあげるよと言ってわざわざ病院に来てくれた姉の友人達のことも覚えてる、と言った。


姉は、当時、自宅で母が泣き崩れていた事や、姉が16歳になって初めてお見舞いに来て私を見た時に、自力で起き上がることすら出来ない程に弱った私の姿を見て、ショックで泣きそうだったけどそれを我慢した事などを話してくれた。


姉と二人で思い出して思わず泣いて、姪はそれを見てもらい泣きした。



家族の苦労は私の想像を超えていたのだろうと思う。


心して生きてゆかねば。