今月分。

スタジオにしばし籠って暗がりでいつものセッション。
昨年末に、気にせずマイペースでやれば良いんだと分かってからだいぶ楽になったけど、気持ち良くなる時間がずっと続く訳じゃなく、迷うこともあり、後で聞くと迷ってるとき、遠慮してるときの音が「こうしたい」と思ってるときの音と全然違う。
迷いは捨てなければと反省。
でも、方向は合っているみたいなのでやるべきことは分かってるつもり。難しい。

録音をその場で聞きながら話をしつつ、ペール・エールと、和歌山のキッドという日本酒を戴く。
紀土と書く、初めて飲む日本酒は、春らしい、華やかで明るい味と香り。後味すっきり飲みやすく、勧められるままに飲んでしまった。

ケールのサラダ、ナッツ、スモークサーモンと、豚肉のハーブ焼き。
北海道のナチュラルチーズとイカの塩辛の組み合わせは驚きの幸せな味。

難しいけど、好きなようにやっていい場所で、美味しい思いもして、帰り際、駅のホームで今日も楽しかったね、としみじみ話して帰る。

その場に居させてもらえることが、ほんとにありがたいです。感謝。