今月の季節のうた。

いつもの暗がりでの音出し。


他では当たり前の、曲をやろうと申し合わせて始めるやり方が、ここではとても難しいことが分かった。
ていうか、申し合わせて新しい曲を作る方法がここに無かったんだった。時間をかけてキーからテンポから様子を見ながら感じを掴んでいくしか無さそう。


前半で迷いまくった後、いつもの感じで何もしないなりに仕掛けてみたところ前半の悩みからみんな解放された勢いからなのか、今まで入ったことの無い新しい路地に入ったみたいになった。半年前から向かっていた答えがこの路地にあるのかも。


後で聞いてるとき、ニラ氏が「霧の中みたい」「エロい」「曇りの日の午後に、無言でセックスしてるみたい」と言ってたのが言い得て妙だった。
あの霧がここに繋がっていたらしい。何にも言ってないのに、すぐに「霧」というキーワードが出てきたことにびっくりした。


また新しい路地が見つかりますように。
練習しよう。