最終日に見てきました、「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」@八王子市夢美術館!
「どういうわけか、人生におけるわたしの使命は、人をできるだけ不安にさせることなんですよ。人はみんなできるだけ不安になるべきだと思うんです。世界というのは不安なものだから。」
と言っていたというゴーリーの世界は、本当に不安で、優雅でした。
人や生き物だけでなく、壁紙や絨毯、空、服の布の模様に至るまで細かく細いペンで書き込まれていて、圧巻の美しさでした。
猫が好きで、猫をひどい目に遭わせる絵は描かなかったそう。自画像にも空飛ぶ猫(というより浮かんでる猫……)を沢山書き込んでいて愛を感じました。
意味深な作品や、実話を元に書かれた救いのない本や、子供が悲劇的に描かれてる作品も沢山あり、ゴーリーというと暗い作品のイメージがあるけど、改めて、それだけじゃなかった。
丸ごと堪能しました。行けて良かった。
ちなみに八王子市夢美術館の次回の展覧会は、
「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」
2018年9月14日(金)から。
何故今?何かあるのかな。
前回の「猫の浮世絵展」もここに書きそびれたけどだいぶ面白かったので、ちょっと遠いけど、次に行くときは年間パス買おうか考え中。