シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル@浜離宮朝日ホールに行ってきました。
今回はドビュッシー没後100年に想いを馳せて、オールフレンチプログラム。
ラベルとドビュッシーのパヴァーヌ、フォーレとフランシス・プーランクのシシリエンヌ、フォーレとドビュッシーの月の光、等々。素敵でした。
微かな音の美しさにまたうっとり。
微かで軽く優しい音が、溢れて溢れて溢れて、空間を一杯に満たして、水面に月の光が反射して煌めいているみたい。
アンコールの合間の突然の、即興的な「サン・サーンス 白鳥」、同窓生のマダガスカル駐日大使との連弾「ドヴォルザーク スラヴ舞曲 op.72-2」、終わらないで欲しかった。
どうしてあんなに微かな美しい音が鳴るんだろう。
どうしたらあの音であんな演奏が可能なのかと思う。
聴いたことの無いような、そこでしか聴くことが出来ない音。
やっぱり一番の憧れのピアニストです。
また行きたい。