「田河水泡・のらくろ館」開設20周年記念事業@森下文化センターに行ってきました。
のらくろのアニメは観た記憶は無いですが、実家に父親の漫画があって子供の頃大好きだったので、ボロボロになるまで読んでいました。まだあると思う。
1階展示ロビーで入場無料だったのでこじんまりとしてるのかなと思いつつ、平日もよる9時までと書いてあったので仕事帰りに試しに行ってみたら、結構なボリュームがあり楽しかったです!
「のらくろがいる風景」シリーズ初めてみました。のらくろの他にも風景や抽象画、植物のエッチング、お城のスケッチや銅板、のらくろのアニメ上映、田河水泡インタビュー上映、田河水泡の歴史、使っていた遺品、関連する漫画家が描いたのらくろの色紙等。
長谷川町子も弟子だったとか、小林秀雄が義兄だったとか、前衛芸術団体で活動してたとか、落語やってたとか、滑稽について研究していた等々、興味深い情報が満載でした。「滑稽について研究」て何、と思ったら著書もあって、読めるようになっていました。
そして、同じフロアに漫画図書館があり、のらくろをはじめ満喫に無さそうな昭和のマンガから最近のものまで充実しててもちろん無料で読めて、漫画家達が森下文化センターに寄贈した色紙も沢山あって、ジャズライブやカルチャースクールの開催もあり、会議室や茶室、音楽スタジオもあって、江東区民でなくても使えるっぽい。太っ腹!今度は朝から行こう。