「ジョーカー」、観てきた。

「ジョーカー」、やっと観てきました。


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細かいことは書かないでおきますが、とにかくホアキン・フェニックスがヤバい。
狂気を含んだ笑い、動き。凄かったです。


印象的だったシーンもいくつか。
曲の入り方とかも、特にCream/White Roomは最高のチョイスなのでは!最悪なシーンなのに、この上なく美しいという矛盾、真逆の表現、カッコいいシーンでした。




本当にあったかのような、起きてしまいそうなリアルさがあり、しばらく引き摺ってモヤモヤと考えさせられてしまいそうです。同情も肯定も擁護も出来ないけど、想像付かないくらい追い詰められた精神状態だと思うとなあ。とはいえ被害者はクズだしスッキリした、みたいな流れにしてるのは怖い。面白かったけど。あと、ジョーカーでは無かったかも。



























以下は映画とは関係ないのですが、ゲイリー・グリッターの曲が使われてたので、私にゲイリー・グリッターを教えてくれた昔の友人を思い出しました。


ある有名な未解決事件の犯人と疑われて家に刑事さん達が来たけど、たまたま遺留品の犯人と完全に同じシャツを持っていたから無事に疑いが晴れたこと(シャツの販売ルートが判明しているなか、2枚同じシャツを買った人が居なかった、ということなのだろうと思われる。あとは、実は公表されている色と実際の色が違うという話もあった)、電話で話していたらガリガリ変な音がするから「何の音?」と聞いたら「コロして欲しくて受話器噛んでた」と意味不明な事を言ってて、そんなやり取りが何回もあって、後日受話器見せて貰ったら本当に歯形でボロボロになってたこと、「今日バイト先にSABAが来たら、その場でキスしてた」と言われたこと。偶然ジョーカーでも似たような妄想が出てきましたね。言ってることはそんな感じだったけど、実際はそんな非常識なことは無くいい人だったのですが。
ゲイリー・グリッターは本物の超アウトな人です。今も罪を償っている最中なのでは……
よく映画に採用されたな。しかもこんな話題作に、大丈夫なんでしょうか。


友人は元々物凄く深い闇を抱えてる人で、何年もかけて笑って聞いていられない程の闇に没入してしまい、助けてあげることも出来ずそのまま音信不通になってしまった。地元にも帰ってないと思うけど、どうしてるかな。