日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」@
東京国立博物館 平成館に行ってきました。
かなり面白かった!
ずっと信憑性が疑われてた「古代の本殿は高さ48mの巨大神殿だった」(96m説もあるみたいですが)という説を裏付ける「心御柱」(3本のうち1本は複製)と「宇豆柱」が入り口でお出迎え。巨大!
本殿の復元模型もありました。
荒神谷遺跡から出土した銅剣358本のうち168本が展示された様子は壮観でした。画像は拾い物ですが、伝わるかなあ。
銅剣は「一本一本の現状の形に合わせた木の型」に入れられていました。168本、全部違う状態だから全部違う溝の木の型に入ってる。展示品の「入れ物」だけど、この型に感動してしまいました。欠け具合も全てぴったり、フルオーダーメイド!その細やかさに震えます。358本全部見たいなあ。安心して運べるし現状維持出来て素晴らしい!何目線か分かりませんが。
それからめちゃめちゃ可愛かった、「見返りの鹿埴輪」さん。ほんと可愛くて、解説も楽しかった。解説者の(主観的な)思いも入ってる解説、大好きです。
そして、見返りの鹿埴輪は、全国で3例の出土があるそうで、1体だけじゃないんですね。同じ人が作った3体が島根県と奈良県と静岡県にと流れ着いたのか、別の人が作ったのがたまたま見返りの鹿姿だったのか気になります。たまたま?だとしたらどういうことだろう。分かってるんだろうか。全部見たい。
そんなこと気にしながら見ていたら、時間がいくらあっても足りません。一通り見たあと、もう一度ゆっくりゆっくり見て回っていたら閉館時間になってしまい時間切れでした。
全然歴史に詳しくないけど、わくわくしました。楽しかった!
追記。
1ヶ所だけ撮影OKだったので撮りました。
ピカピカの銅鐸ですが。
工事中にユンボで掘ってるときに一気に掘り起こしちゃって見つかっても「動いていました」にはならないだろうし、じゃあなんで動いてたんだろう。分からなかった……