アーキラボ観てきた!

六本木ヒルズ森美術館で3月13日までやっている「アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005」を観てきました。

近代の建築の実験的な試みや妄想(と言ってしまっていいのかわからないけど)のデッサンや模型や設計図やコラージュを中心に、絶対に行ってみたい安藤忠雄氏の「地中美術館」や坂茂氏の「紙の教会」他の模型、ドミニク・ペロー、ヨナ・フリードマン磯崎新、アンドレ・ブロック、ピーター・アイゼンマン等々々、かなりの見ごたえがありました。オシャレなんだけど実現不可能な、ビミョウなバランスの上になりたっている不安定なもの、夢に出てきそうな、出てきたら不安な気持ちになりそうなものが多かった。建築のプロジェクトというよりも、現代芸術を見ているような気持ちになりました。

出来れば、実際に建てられた建築物の写真とか、内部の模型なんかももっと見たかったなー。


あと、映像もスクリーンやテレビで沢山流してました。中でも万国博覧会の映像にエネルギーが溢れていました。エネルギーに満ちていてなおかつ余裕があるというか。PCも携帯も一般的じゃなかった時代。岡本太郎氏が健在だった時代。その頃に青春時代を過ごして来た人たちって、身近な人を見てもすごいエネルギッシュだもんなあ。その頃に青春時代を送ってみたかったなあ。展示物と全然関係ないけど。

入り口近くで、声だけをサンプリングしたみたいな不安を煽る曲が流れていた。どっかで聞いたことあるんだけど、あれなんだっけなあ・・・。思い出せない。

ところで六本木ヒルズの展望台はすっごくキレイで、カップルだらけだった。私は全然ロマンチックじゃない友人といたけど、それでも夜景はすごかったなあ。ぜひデートに使いたいぞ。