ミュージアムと音楽

ロゴの「g」の1部にもなっているフランク・ロイド・ライトの後年の作品、NYのグッゲンハイム美術館
本当に個性的で美しい建物ですが、その外観と同様に、内側もらせん状に傾いているので、絵を見ているだけで平衡感覚がおかしくなります。
そのせいで、酔いそうでどうしても落ち着けないのだけど、以前行った時、偶然吹き抜けのエントランスでフリージャズのライブをやっていました。
上では反響でぼやけていた音が、壁づたいに降りていくにしたがって、少しずつ鮮明になってくる感じ。なんだか良かったなあ。しかもすごくカッコ良かった。(それもあって余計に早く足が下へ下へと向かっていたような気もするけど)
東京都現代美術館では、ピアノコンサートやってたことがあったかな。
美術館じゃないけど、CLUBで開催された写真展では、日替わりでライブやパフォーマンスをやっていて、両方楽しくて何回も通ってしまったことも。(出演者でもあったんだけど)
展示物によってはアンビエントとか現代音楽を流してるところも多いかも。
・・・とはいっても、やっぱり無音のところが多いのかな?
生の音楽は、CDとはまた別の意味のあるものだと思うし、得しちゃったみたいな気分になって嬉しいです。BGMとして使う音楽なら、邪魔にならなくて雰囲気が合っていれば、より気持ち良いので大歓迎!


でも何年か前、上野にMOMA展を観に行った時には、ユーミンの曲、しかも同じ曲をエンドレスで流していて(テーマ曲だったらしい)これはものすごく不愉快になりました。場所によっては聞こえなかったけど、場所によってはうるさかったなー。
きっと絵を見ない人が考えたか、力が動いたか、どちらかでしょう・・・。ユーミンに罪は全然ないけど。


展覧会で音楽を使うのなら、軽いクラシックとかフリージャズとか、アンビエントくらいにしておけばいいのにな。観てる最中に、あんまり旋律が耳に入ってくるのもどうかと。
アンディ・ウォーホル観ながらヴェルヴェット・アンダーグラウンド。その時は、むしろ限界まで音量くださいw