美術館とワイン三昧

Bonjour Monsieur Courbet

月曜日に怪我してしまい仕事にはならないし体は元気だし、てなわけで今週前半は何をするでもなくだらだらと過ごしてしまい、もったいないので連休を使って甲府まで。
山梨県立美術館の茶室で無料でお茶が飲めるというので中にふら〜っと入ったら、知らない人たち(参加者)が並んで正座していて焦った。でももう逃げられなくてそのまま参加してきました。ちょっと緊張したけど、結構なお点前でした。
美術館では、まず企画展「南仏モンペリエ ファーブル美術館所蔵 魅惑の17-19世紀フランス絵画展」へ入場。特に気になったのは、クールベの「出会い、こんにちはクールベさん」。この絵でクールベさんと出会っているのがブリュイアスというパトロンさんらしいんだけど、右がクールベで左がブリュイアス。大事なパトロンさんに、クールベのこの態度は何なんだw題名からしてすごい。
この絵でブリュイアスが着ている服を別の絵ではクールベが着ていたり、他の絵でもブリュイアスが描かれていたり、ブリュイアスのお父さんまで登場してる絵があったりして、そりゃもう何だかブリュイアスのことが気になって仕方なかったです。
細かいことは全然知らないので、何か逸話があるのかも。ちょっと面白そう。
常設展では、初めて見た萩原英雄が素晴らしくて、ミレーやドービニー、コローなどのバルビゾン派の作品についても言わずもがな。
その後ワイナリーで散々試飲して、ワインとチーズを購入してホテルに向かったけど、そのホテルが温泉は8時半までしか入れず、携帯は圏外、テレビは映り悪いし、遊ぶ施設もなく外に遊びにも出れないので、レストランでボトルワインを購入して部屋に篭り、買ってきたワインも飲み尽くし、静かな山の夜を過ごしましたとさ。
色々ツッコミ所満載のホテルだったけど、ワインがあったから、ま、いっかね。単純。