ニライカナイコワイ

池袋の東京芸術劇場で、劇団スーパー・エキセントリック・シアターの「ニライカナイ錬金王伝説」を観てきました。

米軍撤退後、失業者に溢れ活気の無くなった沖縄の架空の島を舞台に、島の経済発展の為に次は原発を置くか、自衛隊施設を置くかで島民達が揉めているところに謎の錬金術師が現れて・・・という、原子力施設の庭のような所で育ったSABAとしては決して他人事でない内容。今沖縄が置かれている状況を改めて考えさせられるものでした。

でも、曲も歌もお芝居もアクションも素晴らしくて、感動しました。やっぱり生の舞台って良いなあ。行って良かった!観て良かった!楽屋にも連れていってもらっちゃいました。

ところで「ニライカナイ」とは、「奄美・沖縄地方で信じられている、海の彼方あるいは海の底・地の底にあり、年ごとに神が訪れ、豊穣を約束してくれるとされる楽土」だそう。浦島太郎が行った竜宮城もニライカナイの一つだ、という説もあるらしい。何だかコワイ。