特別展 「仏像 一木にこめられた祈り」

特別展 「仏像 一木にこめられた祈り」@東京国立博物館 平成館に行ってきました。
とりたてて仏像が大好き、というわけでもないんだけど、ポスターを見ていてすごくすごく気になっていた仏像があったので。
その、気になっていた仏像は「京都 西住寺蔵 重要文化財 宝誌和尚立像」。
実際に存在した和尚さんらしいです。
中国の梁の武帝が絵師に和尚の肖像を描くよう命じると、和尚の顔が割れて中の菩薩がどんどん変化したので、結局顔を書く事が出来なかったという、ただ事じゃない伝説に基づいて作られているらしいこの仏像、やっぱりものすごい存在感を放っていました。
こうやって見てるだけでも、もう何だかすごい。

何で顔を描かれたくなかったのかな。描かれたくない訳じゃなくて「人は生きながらにして仏を内包しているのだ」みたいな、何か特別なメッセージがあったのかな。
詳しくは全然知らないのです。機会があったら調べてみようっと。


他にも、5日までで展示が終わってしまう「京都 宝菩提院願徳寺蔵 国宝 菩薩半跏像(伝如意輪観音)」が見れたのは良かった。宝誌和尚立像と菩薩半跏像(伝如意輪観音)は、出口の手前からまた戻って見てしまいました。でも「向源寺蔵 国宝 十一面観音菩薩立像」は11月7日からで見れなかった。見に行っちゃうかも。
仏像好きになってしまったかもww


一緒に行った姉が、
「カタログ買おうか迷ったけど、1番愛している仏像がなかったから買うのやめた」と言っていた。
姉よ・・・・1番愛している仏像って、なに?何故か聞けなかった。


■「特別展 仏像」公式サイト