江戸の誘惑

ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」@江戸東京博物館に行ってきました。


美術展は、いつも面白そうだなーと思っても下調べしないで行くので、行ってからびっくりしちゃうことも多いのですが、今回は度肝抜かれました!
改めてチラシを見てああそうだったのかと納得したのは「肉筆浮世絵」という言葉。完全に見落としていました!
北斎の肉筆、ヤバいです!チラシのデザインにも使われている「鳳凰図屏風」、本物凄かった。
チラシやチケットにも大きく入っているし、それなりに気になってたんだけど、本物はなんかもう、夢に出そうだもん。
前に、桜吹雪の夢を見て、あんまりキレイで怖くてうなされて起きたことがあったけど、この絵の夢もうなされそう。
ああキレイだった怖かった!


今回の展覧会のために、それまで保存のため解体され平らに延ばされていた北斎の提灯絵を半年もかけて立体に復元してたり、屏風は屏風として、立てて展示してあって、絵を見るべき姿で見せようという姿勢も、もう、大好きって感じです。
印象的な浮世絵が沢山あって、見応えのある美術展でした!


ボストン美術館には、今回帰国しなかった肉筆の浮世絵がまだ600点くらいあるみたい。
また少しずつでも一時帰国を果たして欲しいものです。


江戸時代、面白いな。