「メメント・モリ」が改編されて三五館から出版されるそうです。
3年前にこの本を枕元にこの世を去ったという女子高生の死が、著者の中にいつまでも解決不能のわだかまりをもたらしていた、ということが、改編のひとつの理由でもあるそうです。
この本が人の死を誘発したんだろうか、それとも、彼女の死を和らげたのだろうか、と。
そんな疑問を内にどんな風に改編されているのか、気になります。
私の手元には、何冊目かに私の元にやってきた旧「メメント・モリ」があるのですが(何冊も貸したままあげちゃってるので)、改編版の「メメント・モリ」にまた新しい発見があるかもしれない・・・と、そんな期待も不安も持ちながら、新しい気持ちで手にとってみたいと思います。
感じたり、考えたりするのに体力の要る本なので、ちょっと体力が残ってるときにね。
- 作者: 藤原新也
- 出版社/メーカー: 三五館
- 発売日: 2008/10/21
- メディア: 単行本
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