本長篠駅を出た飯田線から見える景色は、トンネルをいくつも通過してしばらくはどんどん険しくなるばかり。
それでも時折住宅街や温泉街が見えかくれして、シャケの切り身を持ったおばあちゃんや小学生や中学生の当たり前の日常があって、飯田線は、本数は少なくても、地元の足として大活躍している様子でした。
小中学生が居なくなった頃、高校生も沢山乗ってきて、女の子達のスカートがコスプレみたいに短いのが流行ってるみたいで、なかなか色っぽかったです。
男の子たちはゲームとマンガと女の子の話に明け暮れ、アホな話ばっかりしてるなあと思って笑いを堪えていたら後輩たちには厳しくしてたりしてなんか可愛かった。
秘境駅として有名だといういくつかの無人駅では、誰も乗るところも降りるところも見ることは出来ず、サクッサクッと停車しては過ぎてゆき、アルプスの山々を仰ぎ見て日も暮れてきたころ、無事ホテルのある駒ヶ根駅に到着。
豊川で寄り道して本長篠駅でのんびりしたとはいえ、早朝に電車に乗り始めてから既に13時間半が経過していました。
予定では、天竜峡や飯田あたりでも途中下車してみたかったのですが、思い違いによるタイムロスがありすぎたため断念せざるを得ず。残念です。
駒ヶ根駅前のお店で名物だというソースかつ丼をテイクアウトしてホテルの人に迎えに来てもらい、ライトアップされたキレイなホテルで、Keyちゃんと大満足の1日を終えて泥のように就寝しました。
明日もお天気に恵まれますように。