「霧の中のハリネズミ」や、カナダのセント・ジョンズの紀行番組を見て、霧に包まれたくなっていたからなのか…
お天気に恵まれれば天の川や流れ星や雲海を見ることが出来る長野の美ヶ原に行って、深い霧に包まれてきました(笑)
まあ、時期が時期なだけに星は難しいと思って、それを承知で行ったのですが。
星が見えなかったのは残念でしたが、霧の中では何もかもが真っ白でとても幻想的でした。
野生の鹿も、放牧されている牛も霧に隠れ、ホテルの外観もぼんやりとしか分かりませんでしたが、足元に咲く花と急に飛び出してきたイタチを見ることが出来ました。
マイナスイオンは科学的根拠が無い似非科学らしいけど、マイナスイオンとは言わない「心地好い何か」が滝とか高原の霧にはあると思います。
「冷房」とか「スチーム」とは違う何か。
いくつかの条件が必要な、少なくとも水分の粒子の細かさと温度に関係のある何か。
呼び名の付いていないあの心地好さをたっぷり浴びてきました。
でも、今度はやっぱり星空が見たいなあ。
霧が晴れて何とかなるかも、と思った一瞬。
15分後のほぼ同じ場所。
この後翌日まで、霧は深くなるばかりでした………
でも、ホテルは星を見れなかったお客をただ霧の中に泊めておくだけでは終わらなかった!
ホテルの素晴らしさについてはまたの機会に。