特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 」@東京国立博物館

少し前ですが、特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平真言密教の名宝 」@東京国立博物館 平成館大講堂に行ってきました。


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近々行ってみたい、行きたいと話していた仁和寺、まさかこのタイミングで上野に来るとは。


天平彫刻の最高傑作の一つ、大阪・葛井寺の国宝「千手観音菩薩坐像」は想像してたより大きくて完璧で圧巻でした。大小合わせて1041本の手、凄すぎ!紛失された3つの宝物は、どこに行ってしまったんだろう………想像してしまいます。


そしてこちらもポスターの1枚になった、和様彫刻の源流を示す傑作国宝、京都・仁和寺の「阿弥陀如来坐像」の穏やかさ、美しさ。
国宝の像高12㎝の「薬師如来像」の完璧な細やかさ。
大阪・神呪寺から重要文化財如意輪観音菩薩座像」の何とも言えない表情。
徳島・雲辺寺重要文化財千手観音菩薩座像」は眼病治療の為に作られたそうで、先日健康診断で眼科に行けと言われてしまい、まだ行ってないので思わず手を合わせました。
他にも国宝と重要文化財満載で凄かった!
書や屏風絵等も沢山あり、本当に素晴らしい展覧会でした。


大人気の展覧会だけど行った時は運良く空いていて、何度もおかわりして、気が付けば休憩無しで3時間以上居ました。


ショップで御朱印を販売していて、しかも見覚えのある(母が使っている)仁和寺御朱印帳もあり日付も入れていただけるということで欲しくなったけど、いつか、実際にちゃんと参拝して、平等院鳳凰堂とか奈良にも行きたいので、そのときまで御朱印はお預け。


3月11日で終わってしまったので、もう仏像の皆様はそれぞれの場所へお帰りになったのだろうか。
物流凄いなあ。どうやって運んでるんだろう。
本当に凄い。