蝶と蛾の区分は万国共通ではなく、フランス語やドイツ語など同一の単語を使う言語もある。
蝶が魂を象徴し死を暗示する、というような図像上の役割も、時代と場所により異なるらしい。
虫を飼育したり、子供が虫かごとアミを持って夏休みに走り回る光景は、海外ではほとんど見られないらしい。
日本は夏になれば蝉が鳴くのが当たり前だけど、蝉の声「ミーンミーン」に該当する英語は無いらしい。蝉の声=雑音だかららしい。
エリック・ロメール監督の大好きな映画「四つの冒険」で、夜の虫が寝静まったあと朝の鳥が鳴き始めるまでの間の1分だけ「青の時間」がある、という話があって、田舎暮らしだから、すごく分かる!と思ったけど、あの映画にも蝉の声は無かったと思う。フランスには蝉が居ないのかもしれない。ていうか、洋画で蝉の声を夏の象徴に使ってるようなシーンが思い浮かばない。
知らないだけか、そういう使い方をしても効果的じゃないのか、無関心なのか、どれだろうか。
ばらばらと書いたけど、特に意味はありません。
なんか繋がりがあるのかなあ、とぼんやり思ってるだけです。
虫は嫌いだけど、ファーブル昆虫記は子供の頃読んで面白かったな。
レネットとミラベルの四つの冒険/コーヒーを飲んで (エリック・ロメール コレクション) [DVD]
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2007/06/30
- メディア: DVD
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: ジャン=アンリ・ファーブル,奥本大三郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (33件) を見る