やっぱり宇宙ヤバイ。

研究チームにより10日22時から世界6か所で同時に行われた、ブラックホールの撮影に成功した研究発表の記者会見をネット生中継で見ました。


長年実現しなかった研究成果の発表を前に、データとしてホールの境がハッキリしたのでそれを元にイメージ映像化しただけなんじゃないかとか、ブラックホールなんて目で見れるものじゃないんじゃないかとか、ニュースを信じられない人たちの色んな意見の飛び交うなか、あの本物の画像が出てきて、研究者たちの興奮が伝わるような会見でわくわくしました!
なんという壮大なプロジェクトで、なんて気の遠くなるような話でしょうか。研究者たちの想像力と探求心は本当に凄い。


子供の頃に天の川が見える星空の下で惑星直列を見た時から、やっぱり宇宙には憧れるし興味も尽きませんが、色々調べて具体的な数字を見ていくと、宇宙が壮大すぎて自分が小さすぎて想像が追い付かなくなり恐怖でざわざわします。「宇宙ヤバイ」状態。懐かしい。


今回の件で松本零士がインタビュー受けてて、「想像通りでした。あのブラックホールの中心に入ってみたいんですよ。あの奥にあるものを見てみたい」というような事を話していて、やっぱり凄いなあと思いました。その想像力が999を生んだんだな。


ところで余談ですが、ウルトラマンではM78だけど、M78もオリオン座の真ん中の★★★近くに実在してて、ウルトラマンの設定の300万光年に比べると1600光年とかなり近所でした。散光星雲という種類で宇宙塵やガスで出来ているので、ウルトラマンや生命体が住めるような環境では無さそうです。


ホワイトホールはまだあるかどうかも分からないみたいだけど、ブラックホールに飲み込まれた全てはどこに行くんだろう。ホーキング博士は生前に、ブラックホールに入っても中から抜け出せる、と話していたらしい。
宇宙が膨張し続けてるってどういうこと。時空が歪むって何。怖い。楽しい。


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