手締めって。

末広亭で一丁締めしてもらって何だかおめでたい気分になって、ふと一丁締めって何だろうと気になって調べてみたのでメモ。


手締め、手打ちには一本締め、三本締め、一丁締め以外にも、地方のローカル版など呼び方と種類があるらしい。


Wikipediaによると、手締めの使い分けは社会人として要求されるマナーであり、特に『一本締め』と『一丁締め』は誤用が多いため、注意が必要である、らしい。


確かに「お手を拝借」って言われると、1回なのか、3回・3回・3回・1回なのか、3回・3回・3回・1回×3回なのか、一瞬迷って緊張感ある。だから一瞬「何回?」と小声で確認し合うことになる。はい1回ね、みたいなまとまりができてから行うのが常な気がする。
マナーなんだけどちゃんと共通の認識として定着してないこともまた共通の認識、という不思議なことになってる。


手締めの主旨は、行事を取り仕切った者が行事が無事に終を協力者に感謝することだから、来賓者は依頼了したことされても音頭を取らないことがマナー、というのもいまいち定着してない気がする。


それから、手締めの風習は日本各地にあるけど、海外には見当たらないらしい。


古事記魏志倭人伝に「柏手」の記述があるそうです。ということは、起源は古事記なのかな。


どちらもちゃんと読んだこと無いから読んでみたい。最近読みやすくなってるのがあるから面白いかも。古事記はマンガ版もありました。