「ドライブ・マイ・カー」観てきた。

「ドライブ・マイ・カー」やっと観てきました。


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ネタバレはしませんが。
苦しかった。長さは全然気にならなかった。
ふとした行動が人の生死に関わる取り返しのつかないことになるってこと、結構あるんじゃないかと思ったり。誰かを完全に理解するなんて出来ないな、と思ったり。
自分がつくづく懐の深い人間じゃないこととか。生死だけが別れじゃないこととか。まあ、こういうことを考えさせられるところが村上春樹だよなあと思ったり。


それでも生きていく。
こういう映画が作られて評価されてることが、嬉しい。監督・脚本の濱口監督、「寝ても覚めても」があんなことになっちゃったから良かったね。それに、西島さんはどう切り取っても素敵でした。昔から素敵だけど、昔より今が好きです。


出口近くの通路際の席だったので気付いた、映画の途中で席を立つ人も何人かいました。4~5組位いたかな。(全部カップルだった模様)
長いのと、賛否はもちろんあるだろうけど、見たくないものを見せられてる気になっていたたまれなくなったとか?かなあ。わざわざ来たのに、どうしたんだろう。そちらも気が散るというのではなくちょっと気になりました。理由は知るよしもないけれど。


・・・ホラーだったからかも、と思ってきた。