遅いけど。羽田健太郎さん訃報。

何で気付かなかったのか、どうして話題にも上がらなかったのか分からないけど、羽田健太郎さんが先週亡くなっていた事を夕方知りまして。
「音っぷり」を聴いただけで誰だか分かる、ジャンルを越えて活動されていたワンアンドオンリーな存在の羽田健太郎さんが。
何だかとてもショックです。ほんとびっくりしました。


砂の器」が何年か前に中居正広主演でドラマ化されたときに、「砂の器」がどうなったのか気になって見ていたら、あまりにも「宿命を背負った芸術家」らしからぬ中居くんと、ハネケンの演奏するピアノ協奏曲『宿命』(千住明作曲)のギャップがありすぎて、ハネケン最高だなと思ってました。
いや、ドラマがどうとか、もう関係なく、ハネケンワールド。
あれは凄かった。印象的でした。


身近な後輩ミュージシャンの相談に乗ったり応援したり、楽しくて最高な人だとウワサも聞いていました。
闘病生活の中でも精力的に演奏活動を続けていらしたそうで、まだまだ、まだまだ弾きたかったに違いありません。


臨場感たっぷりの、ゆるぎない感じ。
もっと聴きたかったです。


御冥福をお祈りします。