「関心領域」みてきた。

「関心領域」見てきました。


壁のこちら側の日常の風景。
美しい花。
違和感のある音と言葉と煙突の煙。
サーモグラフィーで映し出される光の尊さ。
ほんの少しだけ描かれる異常と正常の境界線。
暗闇の先にあるリアルと、私自身との距離。

 

エンディングの最中、足の先から頭までが総毛立ち、それが上から下から後から後から止めどなくやってきてその状態が映画が終わってからもしばらく続きました。映画に限らず、こんな感覚は生まれて初めてだと思う。頭より先に体が反応してしまった感じ。そして、今でもまだ、思い起こす度に微かにやってきて私を強ばらせています。

突きつけられて、初めての体験をしています。

必要なのは、ほんの少しの知識と感受性。
これは映画館で見るべき映画でした。是非。

VIVA LA ROCK2024 2日目

VIVA LA ROCK2024の2日目@さいたまスーパーアリーナで、 NIKONIKO TANTAN、BREIMEN、ペトロールズ、THE ORAL CIGARETTES、Tempalay、 SUPER BEAVERindigo la End、VAUNDY、星野源等々見てきました。

楽しかった!

あと極薄切りのレモンサワーめちゃくちゃ美味しかった。

本は気になったから、これから読んでみます。

Pas de Trois@東京文化会館(小)

少し遡りますが、Pas de Trois 上野水香×町田樹×高岸直樹 《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》@東京文化会館(小)、最終日に行ってきました。

息遣いも聞こえる程の至近距離でこの3人のバレエを見る贅沢、チケットが取れたのは運が良かったとしか思えません。

例年町田樹×上野水香トークライブが行われていたのを切っ掛けにこのステージが実現したそうで、半年掛けて準備をしてきたとのこと。それぞれきっと時間のない中で、今出来る最善を尽くされたのではないかな。ライティングも音楽も計算され付くした心のこもった舞台を見せてもらって幸せな気持ちになりました。

男性のデュエット初めて見ました。男性同士の身長差萌えって感じたことなかったけど身長差がまた良かったです。

https://natalie.mu/stage/news/571555

 

こちらは少し前に出ていた記事「アスリートが「感動を与えたい」という違和感──元フィギュアスケーター町田樹がいま伝えたいこと」https://news.yahoo.co.jp/articles/87d3f27ddf9d414d7a440dcb9c4dd357bb9fc2d1

 

記事になったりテレビで見る度に応援したくなります。彼の行動や発言にもずっと注目しているけど、プログラムを終えた時の笑顔、喝采を浴びている姿を久しぶりに見ることが出来て嬉しかったです。また踊ってくれますように。

マティス 自由なフォルム@国立新美術館

マティス 自由なフォルム@国立新美術館に行ってきました。

 

昨年のマティス展はパリのポンピドゥー・センターの全面的協力による展覧会ですごく良かったのですが、今回はニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に展示されていてこちらもまた充実していました。

ロザリオ礼拝堂のレプリカは照明で時間による光の変化まで再現していたので1日礼拝堂に居たような雰囲気も味わえて良かった。現地にいつか行って見れたらいいなあ。

段取り。

夜遅くの前乗りに付き合ってもらったり、貴重な休みを潰して時間を作ってもらったり、浅川の桜並木を散歩したり、、、今週は高校時代にお世話になった方達に一気に会って、実家の納戸や物置の忘れ物も回収して、東京で法要してくださるお寺も見つけて、家を買ってくださる方にもお会いして、お茶会の会場も見つかり、と、色々やっておかなきゃならないことをだいぶ片付けた。

待つことをせずに動けば良いだけなんて、なんて気が楽なのだろう。やるべきことがあるのに手を出せないもどかしさにストレスを溜めて、無駄な時間で日々過ぎていくよりずっと良い。

 

桜はそろそろ終わってしまいそう。美しかった。

 

 

漫才新人大賞

漫才協会のコンテスト「2024年度漫才新人大賞」@日暮里サニーホールに行ってきました。

37組の中から審査員審査でマッハスピード豪速球わらふぢなるお2世代ターボ、ぽ~くちょっぷの4組と、客席投票でアマレス兄弟が決勝に進んで優勝はわらふぢなるおでした。
優勝すると卒業していくシステムみたい。

アマレス兄弟は映画「首」素晴らしかったし、ネタも面白かった!
他にも決勝進出した方たちはもちろん、決勝に行けなくとも面白い愛すべき人が沢山出ていました。70代でもベテランでも新人大賞に出られる漫才協会の懐の深さ。

映画も始まるし、東洋館行かないとね

蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠@TOKYO MODE

蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠@TOKYO MODEに行ってきました。

 

極彩色が後から後から後から溢れ迫ってくるような体験型ミュージアム、美しかった。
人が多すぎて皆さん画像を撮るのに一生懸命だからなかなか進まず、かと思えば暗すぎて一部ライトで照らしてもらったり、先へと促すアナウンスがあちこちであったりして没入感は全く無かった。ちょっと残念。

もう少し人数制限があったら渋滞にもならずアナウンスも無くて最高だったろうに、コロナ禍明けの展覧会は人を入れすぎてて行き時が難しい。行けるなら朝イチか閉館間際が良さそうです。