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コイン

ちょっと前回の続き。


子供の頃に抜けた歯を、「投げた記憶」と「枕の下に入れた記憶」。


何故両方あるんだろうと気になり母親に確認してみたところ、歯を投げたのは覚えているけれど、枕の話は知らないとのこと。


ハンカチで抜けた歯を包んで白い枕に忍ばせた記憶、、、あれは病院での記憶だったらしい。


誰だろう、、、


やっぱり一番濃厚なのは、遠くへ行ってしまってから入院中の私に手紙と外国のコインを送ってくれた、ボランティアのお姉さんだろうか。



それとも、担当でもなければ何科の先生かも知らなかったけどいつも様子を見に来てくれて遊んでくれて、お姉さんが作ってくれたという可愛い人形をくださった若い先生かもしれないし、
やっぱり担当でもなく何科の先生かも分からないけどしょっちゅう様子を見に来てくれていた、声が大きくて背が高くてひょろっとした先生かもしれない。


自分が陸上大会で勝ち取ったメダルを惜し気もなく私に渡してくれたインターンの先生かもしれないし、
すばらしいけんだまの技を教えてくれた器用なインドネシア人の先生かもしれない。



異動されるときに手紙で本当に大切な事を教えてくれた、大好きだった看護師さんかも。




コインの謎は確かめる術も無いけど、親切にしてくれたみーんなに、覚えてます、ありがとう、と伝えられたら良いのになあ。