「ライトハウス」みてきた。

ライトハウス」、観てきました。


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※限定で光るチラシもあったらしい。


2人の灯台守が、孤島で狂気にとらわれていくさまを描いたシュールなゴシック・サイコロジカル・ホラー。
威圧的な老人と寡黙な若者。騒音。臭い。酒。光。秘密。嵐。マーメイド。プロテウスとプロメテウス、、、


目が離せなかったのは、画力の強さとウィレム・デフォーロバート・パティンソン、2人の怪演のなせる技でしょうか。オマージュ的な場面もあちこちに見受けられ、画面に釘付けになってるうちに、あっという間に終演しました。なにこれ・・・と困惑してたら、町山氏が笑顔で映画の解説をしてくださる、というおまけ付き。元ネタ盛り沢山でした。


ひとつ言えるのは、映画館で見て良かった、ということ。黒が泥なのか血なのかも分からない、モノクロの暗い画面と天界の火(=灯台の光)のコントラスト。集中出来る環境で見ないと面白さ半減かも・・・でも終始、基本不快なので、あまり誰にでもおすすめは出来ません。


心がささくれだってしまい、少し気持ちを切り替えてから帰りたかったけど、22時近く、町はすっかり閉店していて叶わなかった。
少しだけまわり道して、しょーがないから帰ろっか、と解散してきました。


不思議な体験でした。今は無性にハートウォーミングな何かが見たい(笑)