フジコ・ヘミング コンサート@東京オペラシティコンサートホール

行ってきました。


ノクターン第1番、別れの曲、月の光、愛の夢、ラ・カンパネラは心が震えました。愛の夢の旋律のなんという美しさ。トルコ行進曲も良かった。モーツァルトも良いんだな。
アンコールの月光とトロイメライもフジコさんのセンチメンタルを感じるのにぴったりの曲。
トロイメライはその曲名の意味(=夢見心地)のとおり、暖かい優しい微睡みの中にいるような心地好さでした。


鮮やかな衣装でステージのスポットライトの中、ピアノを弾くフジコさんは本当にステキだったけれど、音だけに耳を委ねたくなって、コンサートの最中、何度も目を瞑った。
懐かしくてロマンチックで切ない魂の音色。自分を愛する旅の途中の信念の音。絵を描くように。


とてもとても沁みました。
体験したことが無かった。
体験できて良かった。
また是非。


奇蹟のカンパネラ

奇蹟のカンパネラ