ミロ展@東京都美術館

ミロ展@東京都美術館に行ってきました。

ジュアン・ミロの初期から晩年までを網羅し、絵画だけでなく陶芸や彫刻から実験的な作品までの約百点、厳しい環境の中で進化し、挑戦し続けていたミロの足跡を辿れる展覧会です。

全23作が世界各地に分散しており、集めるのが困難と言われている《星座》シリーズが3作品が展示されていました。
時系列でミロの生涯に沿って作品に変化がみられたのも分かりやすく、興味深かった。

見終わったあとなんだかすっきりして気持ちが軽くなったのは、ミロの作品に想像力を刺激されて日々の緊張が少し解れたからかも。

「花火に引き寄せられる文字と数字」とかタイトルも素敵で、椅子とか彫刻も可愛くて、シュールだけど明確で、パズルを解いたような気持ち良さがありました。見て良かった!

 

 

    

Fishmans "Uchu Nippon Tokyo"@東京ガーデンシアター

しばらく書きたくても書けない日々が続いておりましたが、ふと書けそうなのでさかのぼって書いておきます。

いま実際は5月なのでずいぶんとさかのぼりますが、2月18日、Fishmans "Uchu Nippon Tokyo"@東京ガーデンシアターに行ってきました。

ずっと良い風が吹いてて、ずっと心地好い夢の中にいられた感じ。
ゲストの君島大空が最高過ぎたこと、ゲストのマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)は、世界観も音楽も大好きなゲーム『FAR: Lone Sails』の唯一の登場人物の女の子を思い出して仕方なかったこと、ロングシーズンを体験できてこれまた最高すぎて更に深い夢の時間だったこと、昔ベーシストから貰った「いかれたbaby」のカバーの音源のことを思い出して無性に聞きたくなったこと(まだ探せてない)、欣一さんが愛でしかなかったこと。

これをきっかけにスペースシャワーTVが見れる契約をしてライブ放映も無事に見ることが出来て、会場ではとても遠かった君島大空くんの「baby blue」を画面越しに間近に見ることも出来て幸せでした。

いまフィッシュマンズに関わっている皆さんに、ありがとうと言いたいです。フェスももう絶対に最高なんだろうなあ。

 

 

宮越家

襖絵を見に津軽中泊町の宮越家に行ってきたら、襖絵も、中庭も、ステンドグラスも、本当に素晴らしかった。

あのような津軽の奥に、あのような空間がひっそりと存在してることの驚きと感動。

公開してくださる宮越家の方は、どれだけのご苦労があるだろうと思います。

そして、この貴重な公開を実現するために誇りをもって活動されているボランティアの皆さん、バスの運転手さん、皆さんにとても親切にしていただいて、駅では見えなくなるまで手を振ってくださった。お世話になりありがとうございました。

地元のパン屋さん、松しま本店のパンも柔らかくて優しくて地元の人に本当に愛されてて、ちょっと無理して行って良かった。

襖絵のニュースを見て、たまたまチケットが取れて行くことが出来て幸運でした。

 

津軽中泊町で大切に大切に守られている宮越家。

どうか長く続いていきますように。

フランドリア

手巻きの黒タバコを貰って初めて吸ったらめちゃ美味しかった。

タバコが止められないならタバコと向き合ってみようと始めたらしい。向き合わなくて良いじゃんと思ったけど、黒タバコは確かに美味しかった。

知らない事がいっぱいあるなあ。

 

「関心領域」みてきた。

「関心領域」見てきました。


壁のこちら側の日常の風景。
美しい花。
違和感のある音と言葉と煙突の煙。
サーモグラフィーで映し出される光の尊さ。
ほんの少しだけ描かれる異常と正常の境界線。
暗闇の先にあるリアルと、私自身との距離。

 

エンディングの最中、足の先から頭までが総毛立ち、それが上から下から後から後から止めどなくやってきてその状態が映画が終わってからもしばらく続きました。映画に限らず、こんな感覚は生まれて初めてだと思う。頭より先に体が反応してしまった感じ。そして、今でもまだ、思い起こす度に微かにやってきて私を強ばらせています。

突きつけられて、初めての体験をしています。

必要なのは、ほんの少しの知識と感受性。
これは映画館で見るべき映画でした。是非。

VIVA LA ROCK2024 2日目

VIVA LA ROCK2024の2日目@さいたまスーパーアリーナで、 NIKONIKO TANTAN、BREIMEN、ペトロールズ、THE ORAL CIGARETTES、Tempalay、 SUPER BEAVERindigo la End、VAUNDY、星野源等々見てきました。

楽しかった!

あと極薄切りのレモンサワーめちゃくちゃ美味しかった。

本は気になったから、これから読んでみます。

Pas de Trois@東京文化会館(小)

少し遡りますが、Pas de Trois 上野水香×町田樹×高岸直樹 《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》@東京文化会館(小)、最終日に行ってきました。

息遣いも聞こえる程の至近距離でこの3人のバレエを見る贅沢、チケットが取れたのは運が良かったとしか思えません。

例年町田樹×上野水香トークライブが行われていたのを切っ掛けにこのステージが実現したそうで、半年掛けて準備をしてきたとのこと。それぞれきっと時間のない中で、今出来る最善を尽くされたのではないかな。ライティングも音楽も計算され付くした心のこもった舞台を見せてもらって幸せな気持ちになりました。

男性のデュエット初めて見ました。男性同士の身長差萌えって感じたことなかったけど身長差がまた良かったです。

https://natalie.mu/stage/news/571555

 

こちらは少し前に出ていた記事「アスリートが「感動を与えたい」という違和感──元フィギュアスケーター町田樹がいま伝えたいこと」https://news.yahoo.co.jp/articles/87d3f27ddf9d414d7a440dcb9c4dd357bb9fc2d1

 

記事になったりテレビで見る度に応援したくなります。彼の行動や発言にもずっと注目しているけど、プログラムを終えた時の笑顔、喝采を浴びている姿を久しぶりに見ることが出来て嬉しかったです。また踊ってくれますように。

マティス 自由なフォルム@国立新美術館

マティス 自由なフォルム@国立新美術館に行ってきました。

 

昨年のマティス展はパリのポンピドゥー・センターの全面的協力による展覧会ですごく良かったのですが、今回はニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に展示されていてこちらもまた充実していました。

ロザリオ礼拝堂のレプリカは照明で時間による光の変化まで再現していたので1日礼拝堂に居たような雰囲気も味わえて良かった。現地にいつか行って見れたらいいなあ。