藤田嗣治、安藤忠雄、ババヘラアイス

知人と分かれ、家族旅行に合流するため盛岡駅から秋田駅に向かう途中、田沢湖駅近くの車窓から見える川の水が本当に美しかった。無色ではなく薄水色のような。
新幹線だとあっという間で画像も残せなかったけど、もっと乗っていたかった。田沢湖駅もピカピカでした。田沢湖綺麗なんだろうなあ。


秋田では、千秋公園、佐竹史料館、秋田県立美術館など見てきました。平野政吉コレクションの藤田嗣治は素晴らしかった。色鮮やかで日本的で、平和で、迫力がありました。安藤忠雄の建築も隅々まで素晴らしく床も美しく、2階のミュージアムカフェはソファも景色も気持ち良くて、ソファで寝ちゃってる方もちらほら見掛けました。
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千秋公園の入り口で売っていたババヘラアイスは大人気で、ずっと人が絶えてなかった。
見頃を迎えた蓮の花と同じ色のアイスは、初めて食べるのに懐かしい味でした。アイスを食べたのが夕方だったので、蓮の花はほとんど閉じてしまっていたけれど。
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くずまき高原牛乳

今年の夏休みは、東北から北陸を廻って来ました。


まずは盛岡。
温泉に入り、少し散策しただけでしたが、ここではくずまき高原牛乳を初めて飲みました。
「良く振って下さい」と注意書きがあり、まあまあ振ったつもりで開けたら生クリームの固まりでまだ蓋があるという(笑)
紙の蓋を戻し、手のひらで抑えて強めに振り、ようやく開いた穴から飲むことが出来ました。


甘くて濃くて……子供の頃、お腹を壊すからなかなか飲ませて貰えなかった、兵庫で酪農を営む親戚の家の牛乳を思い出しました。
バルククーラーだったのか殺菌器だったのか分からないけど搾乳したあと牛乳を入れる大きな機械があって、その機械の部屋がいつもクッキーのような甘い良い香りがしてた。
本当に良い香りで、あまり飲ませて貰えなかった分、その香りが強く印象に残っているのですが、市販されている牛乳であの牛乳を思い出したのは、初めてかもしれない。


そして、東銀座の岩手アンテナショップでこの牛乳は販売されているらしいです!
行ったことあるのにお酒ばっかり見てて牛乳を買おうとしてなかったなあ。


岩手では龍泉洞宮沢賢治スポットにも行ってみたかったのですが、また、いつか。

夏の音出し。

SONORのMartiniのパーツが改めていちいち可愛くて嬉しい。フチコマみたい。
バスドラムリフトアップアダプターを導入してもらったので装着。ペダルが安定して嬉しい。
それから、ずっと探していたアタックが強くなくて鳴りが良くてうるさくない鈴も見つけたので導入してみた。


今月の音出しはいつもほどの暗がりではなく、出来た音も明るく、何故か牧歌的な感じになった。
自転車で遠出してるみたいな夏っぽい音。


次回はスタジオ機材を取りまとめて音をずっと見守って?くれている、普段はほとんどお会いすることの無い方が、録音担当として参加してくださるらしい。
どんどん音がクリアになってさらけ出されて逃げ場が無くなってきたけど、目指していることが伝わってて理解して貰えているので余計な事は考えずに出来たら良いな、と思う。


もう少し明るみに出るのかな。暗がりのまま片足だけ外に出てみたい気もする。無理か。

憧れの果て

「絶海の孤島に行ってみたい」と話している方がいたので、トリスタンダクーニャとか?と言って説明したら、そこまで遠くなくて良い、もっと現実な、と言われてしまった。感じを味わえるだけで良いって。


でも、そこから妄想が広がって国内の島々の話から宇宙、深海まで話が及んで、そこからまた話が元に戻ってきた。


話をしながら、1度行ってみたい気もするけど多分行く勇気も無い、トリスタンダクーニャの衛星写真を見る。


前からこれを、つい、たまに見てしまう。


たまらない。
ゾクゾクします。

とっくに大人ではあるが。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」読了。


分かるけど分からない。
近いけど遠い。
好きだけど種類が違う。


昔、仕事やプライベートで色んなパーティーやイベントに行って華やかな世界で華やかな人たちと会っていた頃、それが楽しいことでもあったけどかなり苦痛でもあったあの頃に抱いていた、どうしようもない違和感にもちょっと似てる。


同じような事をしたり、言っていた、出会って通りすぎていった人たちのことも思い出したけど、その違和感の記憶と本から受ける印象が重なってただ懐かしむという気分にもなれず。
ラストに近付くにつれ心が離れてしまった。


でも、昔読んだ小説のあの1ページを読み返したくなったり、あの間奏が聞きたくなったり、あの映画のエンディングが見たくなったりした。


大人への道のりは遠い。


ボクたちはみんな大人になれなかった

ボクたちはみんな大人になれなかった

同時開催

ながさわたかひろ展を見てきました。
アウト・デラックスに出てたのを見ていたので、情報量の多さは覚悟していたのですが。

サッカーJ2・FCゼルビアの沢山の試合の場面を切り取った「サッカーFC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」、憧れの有名人に想いを伝えるために、内気な自分とサヨナラするために描かれた肖像画の「に・褒められたくて」、応援するプロ野球チームの試合を8年に渡って描き続けた「プロ野球画報」、全部でずらずらっと200点以上、やっぱり描き込まれた情報多すぎ!

サッカーも野球もルールをギリギリ知ってる程度の素人なもので、「に・褒められたくて」が一番面白かった。
肖像画に描かれたご本人のサインとコメントが自筆で書き込まれた完成版でした。
展覧会でじっくり全部を見ようと思ったら何時間も掛かりそうだった。だいぶ面白かったので画集を買ってじっくり見るのも良いな。


今度は誰に褒められるつもりなんたろう。
気にしておこうと思います(笑)

に・褒められたくて 版画家・ながさわたかひろの挑戦

に・褒められたくて 版画家・ながさわたかひろの挑戦

紙の上のいきものたち!!

町田市国際版画美術館に行ってみたら、無料開放日でした。


世間は夏休みで、子供が中にも外にも沢山居て、企画展「紙の上のいきものたち!!」の所々にカミキリ虫のステッカーが隠れているのを子供達が見つけては本編の生き物の版画よりも反応してて可愛かった。
 

グランヴィルがタクシル・ドゥロール著「もうひとつの世界」を具現化した1枚。


それからアルブレヒト・デューラーも1枚。


他には犬と猫のコーナーがあったり植物のコーナーもあり、ツチノコみたいな生き物や、サイみたいだけど違う、想像上の生き物の版画もあった。
幻想世界の作品多めだったかも。
「植物に愛を射込むクピド」は、そのシチュエーションを初めて見た。どういう話なんだろう。気になる。


無料開放日は嬉しいけど、またぐるっとパスを使い初めそびれた。まだもうちょっと先になりそう。
最初のタイミングが難しすぎ。

初アレンジメント体験

またまたチケットを頂き今回作ってみたのはこれ。

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昔、お店では各テーブルをショットグラスに生けた花で飾ってたけど、ここまで大きなのは初めて。
生け花も全然やったことないけど、思いの外とても良い時間でした。
やっぱり、何かを作るのは楽しい。

今回お世話になった雑貨屋さんのご自宅にすごく可愛いアンティークの椅子があり、椅子だけ撮影してきました。

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可愛い………
きれいなお家だったなあ。
住んでる方も楽しい方で可愛かった。

もしかしたら、またご縁があるかもしれない。
お役に立てますように。

温泉、鍾乳洞。

暑い暑い中、福島県土湯温泉 向瀧旅館と、あぶくま洞。

向瀧旅館は老舗旅館らしいおもてなしをしてくださり、畳の香りの部屋からは清流と山が見えて、お料理も美味しく、お湯もつるっとしていて気持ち良かった!

朝食のホールにさとう宗幸の「土湯讃歌」という曲がずっとBGMで流れてた。土湯温泉のテーマソングかな。
改めて青葉城恋歌は良い曲だなと思ったり。懐かしい。

あぶくま洞の中は年間通して15℃位らしく、ひんやりと涼しくてとても気持ち良かった。
外観は白くて巨大で美しいけど、中はすごい形になっていて一人きりだったら怖いなあなどと思ったり。気持ち良かったけど、やっぱりちょっと怖い。

中で熟成させていたワイン、美味しそうだったけど買いそびれた。
またの機会にきっとね。