身内の結婚式に参列するために大阪に行き、バタバタしてほとんど自由な時間は持てなかったけどレストランと呉服屋さんでとてもフレンドリーな接客を受けてサービスもしてもらった。
今回はコンビニと呉服屋とレストランと駅のお土産屋さんにしか行ってないので、これは大阪の気質だと思った。
関西弁のイントネーションも心地好く、また行きたくなってしまう関西の商売凄い。
東京は冷たいと言われてもあれじゃ仕方ないかも。
身内の結婚式に参列するために大阪に行き、バタバタしてほとんど自由な時間は持てなかったけどレストランと呉服屋さんでとてもフレンドリーな接客を受けてサービスもしてもらった。
今回はコンビニと呉服屋とレストランと駅のお土産屋さんにしか行ってないので、これは大阪の気質だと思った。
関西弁のイントネーションも心地好く、また行きたくなってしまう関西の商売凄い。
東京は冷たいと言われてもあれじゃ仕方ないかも。
シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル@浜離宮朝日ホールに行ってきました。
今回はドビュッシー没後100年に想いを馳せて、オールフレンチプログラム。
ラベルとドビュッシーのパヴァーヌ、フォーレとフランシス・プーランクのシシリエンヌ、フォーレとドビュッシーの月の光、等々。素敵でした。
微かな音の美しさにまたうっとり。
微かで軽く優しい音が、溢れて溢れて溢れて、空間を一杯に満たして、水面に月の光が反射して煌めいているみたい。
アンコールの合間の突然の、即興的な「サン・サーンス 白鳥」、同窓生のマダガスカル駐日大使との連弾「ドヴォルザーク スラヴ舞曲 op.72-2」、終わらないで欲しかった。
どうしてあんなに微かな美しい音が鳴るんだろう。
どうしたらあの音であんな演奏が可能なのかと思う。
聴いたことの無いような、そこでしか聴くことが出来ない音。
やっぱり一番の憧れのピアニストです。
また行きたい。
映画「ゲッベルスと私」を見てきました。
ナチスのナンバー2と言われた宣伝大臣ゲッベルスの秘書を第二次大戦中に3年間務めたブルンヒルデ・ポムゼルの独白インタビューと、当時のアーカイブ映像で構成されたドキュメンタリー映画でした。
撮影当時103歳、刻まれた深い皺が印象的な、良い人にしか見えないお婆ちゃんは、とんでもなく頭が良い人だと思われました。
103歳にして驚異的な記憶力。
若い頃はどれだけ優秀だったか、想像に難くありません。
そして、核心には触れてない。
申し訳ないけど、本当の事を話してない。
と、思いました。
自分はタイピストに過ぎず、何も知らなかった、絶対に何も出来なかった。
ユダヤ人の友人もいた。
強制収容所の実態も知らなかった。
自分に罪があったとは思っていない。ドイツ国民全員に罪があるとするなら話は別。あの政府が権力を握ることに荷担してしまったから。
その一方で、神様はいない。悪魔はいる。正義なんて存在しない。と。
この人は洗脳もされてなかったし、知ってたと思う。
何に効果的か分かったうえで数字を操作したり、見て見ぬふりをしてきたんだと思う。
感じたのは自己顕示欲の強さ。
69年間自己を肯定してきたしたたかさ。
でも、やっぱり普通の善人にしか見えない。
普通の善人でも誰かの命令があれば人は悪魔になり、その後反省もせずに生きていくことが出来る。
ゲッベルスは家族共々自殺したけど、この人は103歳にもなって、この先も嘘をついたまま生き続ける。
アーカイブ映像はもうここまでくると逆に生々しさはなかった。
戦後のベルリンは悪夢のようだった。
恐ろしい映画でした。
本も発売されていて、映画で伝えられていないことも書かれているそうです。読んでみたい。
知人に唐突に「友達がいない。会って食事するような友達もいない。みんな切ってしまった」と言われたので、何かあったのかと思って訪ねると別に何も理由はないらしい。
「切った」とは言っても別にわざわざ絶縁したわけではなく、何となく関係が消滅してしまったらしい。
だったら会いたい人に連絡取ってみたら、と言ったけど、別に会いたい人も居ないらしい。
それから実家の様子や兄弟の話を聞かせてくれた。
でもそちらもなかなか大変そう且つ楽しくもなさそうで、私は「そうなんですね」と相づちを入れるくらいしか出来なかった。
友達がいない人で思い浮かぶのは細川護煕氏。
政治家として一時は頂点に立ったのち、政治から完全に退いて、好きな場所で陶芸などで自己表現をして、結果を出して、「友達なんていない」と言い切り、ひとり本を読んで過ごす。
憧れる。
情熱があって認めてもらえて、孤独をも大切に出来たら素敵ではないですか。
友達大事だし、私には到底無理だけど。
でも良く知らない人に、いきなり細川氏の話なんてしても、この人急に何を言ってるんだろう、と引かれるかもしれないし、どういう趣味趣向か知らないし、何を言って欲しかったのかも分からないし、話も長くなるので言わなかった。
何を言ってあげたら一番良かったのかなあ。
またそういう話が聞けるかは分からないので。
うーん。
アンノウン・モータル・オーケストラ@渋谷WWWに行ってきました。
ルーバンが1曲目から客席に降りてギター引きながら練り歩いてた。客席への出口近くにいたからびっくりした!日本語もいっぱい使っててファンサービスし過ぎ。アンコールではCANのVitamin Cのカバーまで!
ノスタルジックで激しくてとても美しい。
本当にきれいなカッコイイ音楽を浴びました。
それからサポートアクトTEMPALAYも面白かった。
懐かしさもあるのに新しい、自由で不思議な音。
何から曲を作ってるのか、メロディからでもコードからでもフレーズからでもなさそうで、その組み合わせの妙と言うか。
気持ち良くて二組ともあっという間に終わってしまった。最高!
今月の音出セッション。
普段は自由なセッションがほとんどだけど、今回は曲多目。1曲どうしてもうちらしくならない曲があり何とかしたいと思いつつなかなか脱する事が出来ない。
フリー部分は投げたリズムにギターが重なり、更にシンセの音でスタジオが満たされていつも以上に気持ち良かった。こんな音になったとき、いつもそこに参加させてもらえてることをありがたく幸せに思う。
音出後にはクラフトビール、イタリアのスパークリング白、ミッレディ フランチャコルタ ブリュットと山形のお酒「洌」。もう、だめだ。美味しい。ビールもスパークリングワインも日本酒も存分に味わわせてもらって、みんな心地好く千鳥足で帰りましたとさ。
酔っ払って美しいボトルも撮れてない(汗
先日終わってしまいましたが、先日『ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ』@世田谷文学館に行ってきました。
めっちゃ懐かしかったり、オシャレでカッコ良かった。見たことがあってこれもなのね、というのもあり、知らないけどめっちゃ元ネタありそうなのとか、この元ネタ何だっけなものもあり。面白かった!ポスター良かった。それからLPはそのサイズ感が良かったなと、改めて思う。
でも何故世田谷文学館だったんだろう…(笑)
常設展は「新収蔵・北杜夫コレクションを中心に」
『夜と霧の隅で』等の生原稿、芥川龍之介がお父さんの斎藤茂吉に宛てた手紙等。斎藤茂吉が芥川龍之介に薬を処方してたそうで、芥川龍之介が心境や要望を手紙に書いているのですが、調子の良いときと、弱ってるときの手紙の文字が別人のようで、本当に最晩年の手紙は弱々しく痛々しかった。
柳原白蓮等の短冊も多数。
お父さんの斎藤茂吉はどんな人だったんだろうなあ。この一族のことは、まずはそこから。