同時開催

ながさわたかひろ展を見てきました。
アウト・デラックスに出てたのを見ていたので、情報量の多さは覚悟していたのですが。

サッカーJ2・FCゼルビアの沢山の試合の場面を切り取った「サッカーFC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」、憧れの有名人に想いを伝えるために、内気な自分とサヨナラするために描かれた肖像画の「に・褒められたくて」、応援するプロ野球チームの試合を8年に渡って描き続けた「プロ野球画報」、全部でずらずらっと200点以上、やっぱり描き込まれた情報多すぎ!

サッカーも野球もルールをギリギリ知ってる程度の素人なもので、「に・褒められたくて」が一番面白かった。
肖像画に描かれたご本人のサインとコメントが自筆で書き込まれた完成版でした。
展覧会でじっくり全部を見ようと思ったら何時間も掛かりそうだった。だいぶ面白かったので画集を買ってじっくり見るのも良いな。


今度は誰に褒められるつもりなんたろう。
気にしておこうと思います(笑)

に・褒められたくて 版画家・ながさわたかひろの挑戦

に・褒められたくて 版画家・ながさわたかひろの挑戦

紙の上のいきものたち!!

町田市国際版画美術館に行ってみたら、無料開放日でした。


世間は夏休みで、子供が中にも外にも沢山居て、企画展「紙の上のいきものたち!!」の所々にカミキリ虫のステッカーが隠れているのを子供達が見つけては本編の生き物の版画よりも反応してて可愛かった。
 

グランヴィルがタクシル・ドゥロール著「もうひとつの世界」を具現化した1枚。


それからアルブレヒト・デューラーも1枚。


他には犬と猫のコーナーがあったり植物のコーナーもあり、ツチノコみたいな生き物や、サイみたいだけど違う、想像上の生き物の版画もあった。
幻想世界の作品多めだったかも。
「植物に愛を射込むクピド」は、そのシチュエーションを初めて見た。どういう話なんだろう。気になる。


無料開放日は嬉しいけど、またぐるっとパスを使い初めそびれた。まだもうちょっと先になりそう。
最初のタイミングが難しすぎ。

初アレンジメント体験

またまたチケットを頂き今回作ってみたのはこれ。

f:id:SABA:20170729121117j:plain


昔、お店では各テーブルをショットグラスに生けた花で飾ってたけど、ここまで大きなのは初めて。
生け花も全然やったことないけど、思いの外とても良い時間でした。
やっぱり、何かを作るのは楽しい。

今回お世話になった雑貨屋さんのご自宅にすごく可愛いアンティークの椅子があり、椅子だけ撮影してきました。

f:id:SABA:20170729122633j:plain

可愛い………
きれいなお家だったなあ。
住んでる方も楽しい方で可愛かった。

もしかしたら、またご縁があるかもしれない。
お役に立てますように。

温泉、鍾乳洞。

暑い暑い中、福島県土湯温泉 向瀧旅館と、あぶくま洞。

向瀧旅館は老舗旅館らしいおもてなしをしてくださり、畳の香りの部屋からは清流と山が見えて、お料理も美味しく、お湯もつるっとしていて気持ち良かった!

朝食のホールにさとう宗幸の「土湯讃歌」という曲がずっとBGMで流れてた。土湯温泉のテーマソングかな。
改めて青葉城恋歌は良い曲だなと思ったり。懐かしい。

あぶくま洞の中は年間通して15℃位らしく、ひんやりと涼しくてとても気持ち良かった。
外観は白くて巨大で美しいけど、中はすごい形になっていて一人きりだったら怖いなあなどと思ったり。気持ち良かったけど、やっぱりちょっと怖い。

中で熟成させていたワイン、美味しそうだったけど買いそびれた。
またの機会にきっとね。

2~15年振り。

暑い暑い日、午前中に新宿で2年振りに三姉妹+姪と会ってゆっくり過ごしたあと、午後は元町の古い洋館にて、ON君のLive&グループ展覧会へ行く。


出したいものが明確にあって迷わず言い切る、明るくなくて重いけど陰鬱ではない彼の曲にも通じる、描きたい線があって染めたい色で埋めて、でも描きすぎず埋めすぎないから見ていて息苦しくならない抽象画と人物画。良い感じでした。


そんな自分の絵に囲まれて、今日もやっぱり彼は自分をさらけ出して歌っていた。アドリブの歌詞もガンガン入れてきていた。すごいなあ。


そしてそこに来ていた、彼の先輩にもあたるmomonga夫妻とご飯。
こんな暑い日に、横浜で彼らに会えたことが嬉しかった。横浜で彼らに会うのは何年振りだったかな……それに今日の顔触れが揃うのは、もしかしたらよみうりランド以来かもしれない。ということは15年振り位かな。
よく考えてみると色んな事があって長い時間が経ったんだけど、何だか全然そんな気がしない。何故だろう。
あの時にいた他の人達はお元気かなあ。


暑い中、本当にお疲れ様でした!

今月の季節のうた。

いつもの暗がりでの音出し。


他では当たり前の、曲をやろうと申し合わせて始めるやり方が、ここではとても難しいことが分かった。
ていうか、申し合わせて新しい曲を作る方法がここに無かったんだった。時間をかけてキーからテンポから様子を見ながら感じを掴んでいくしか無さそう。


前半で迷いまくった後、いつもの感じで何もしないなりに仕掛けてみたところ前半の悩みからみんな解放された勢いからなのか、今まで入ったことの無い新しい路地に入ったみたいになった。半年前から向かっていた答えがこの路地にあるのかも。


後で聞いてるとき、ニラ氏が「霧の中みたい」「エロい」「曇りの日の午後に、無言でセックスしてるみたい」と言ってたのが言い得て妙だった。
あの霧がここに繋がっていたらしい。何にも言ってないのに、すぐに「霧」というキーワードが出てきたことにびっくりした。


また新しい路地が見つかりますように。
練習しよう。

松本城と松本市美術館。

日にちが前後しますが、美ヶ原へ行く前に松本城松本市美術館へ行ってきました。


松本城では登久姫と小笠原秀政公をお見かけしました。それから忍者と甲胃姿の武将も。
松本城おもてなし隊」というプロジェクトだそうです。かなり本気!
暑そうで重そうな、すごくちゃんとしたヘアメイクに衣装。夏場どうするんだろう………


f:id:SABA:20170630102019j:plain

f:id:SABA:20170630092748j:plain

https://m.facebook.com/matsumoto.castle.hospitality/


松本城はとても立派なお城でどこから見ても美しかった。


f:id:SABA:20170630091812j:plain


それから松本市美術館
こちらも建物がすごく良かった。
草間彌生松本市出身らしく、草間彌生展もやってました。


イチオシの美味しいお蕎麦屋さんをタクシーの運転手さんが教えてくれたけど行けなくて、それだけが心残りでした。


またの機会に!

山本小屋ふる里館!

美ヶ原でお世話になった山本小屋ふる里館。


楽しんでもらいたい、思い出を作ってまた来てもらいたい、そういう気持ちの本気さが真っ直ぐ伝わってくる、ホスピタリティ溢れる素敵なホテルでした。


朝の5:30、お風呂場で前日の夜に対応してくれたお仕事前の従業員の方とお会いして少しお話をしたところ、従業員の方は皆さんほとんど住み込みでお仕事されてるそうで、社長さんがとにかく一番働いていてすごいと言っていました。


夜朝両ツアーの案内人、運転手、お風呂掃除から洗い物までするから、皆も頑張ろうと思うんだそう。


会話ひとつお料理1品からもその気持ちがちゃんと伝わってきて、何だか感動してしまいました
悪天候の平日にも関わらず、客室もほぼ満室で、夜も朝も20人以上もツアーに参加したことも納得。
ちなみにツアータイトルは「天体観測&バスのナイトツアー」「早朝美ヶ原絶景ツアー」だったのですが……
もちろん天体観測も絶景も無かったけど、十分非日常を楽しむことが出来ました。


こんなに従業員一丸となって頑張ってる印象を受けたホテルには泊まった覚えがないです。


今度は秋か冬に行ってみたいな。

霧に包まれた美ヶ原。

「霧の中のハリネズミ」や、カナダのセント・ジョンズの紀行番組を見て、霧に包まれたくなっていたからなのか…



お天気に恵まれれば天の川や流れ星や雲海を見ることが出来る長野の美ヶ原に行って、深い霧に包まれてきました(笑)
まあ、時期が時期なだけに星は難しいと思って、それを承知で行ったのですが。



星が見えなかったのは残念でしたが、霧の中では何もかもが真っ白でとても幻想的でした。
野生の鹿も、放牧されている牛も霧に隠れ、ホテルの外観もぼんやりとしか分かりませんでしたが、足元に咲く花と急に飛び出してきたイタチを見ることが出来ました。



マイナスイオンは科学的根拠が無い似非科学らしいけど、マイナスイオンとは言わない「心地好い何か」が滝とか高原の霧にはあると思います。
「冷房」とか「スチーム」とは違う何か。
いくつかの条件が必要な、少なくとも水分の粒子の細かさと温度に関係のある何か。
呼び名の付いていないあの心地好さをたっぷり浴びてきました。



でも、今度はやっぱり星空が見たいなあ。




f:id:SABA:20170630162117j:plain

霧が晴れて何とかなるかも、と思った一瞬。


f:id:SABA:20170630163644j:plain

15分後のほぼ同じ場所。



この後翌日まで、霧は深くなるばかりでした………



でも、ホテルは星を見れなかったお客をただ霧の中に泊めておくだけでは終わらなかった!



ホテルの素晴らしさについてはまたの機会に。