記憶の彼方。

部屋の整理をしていたら出てきた、1冊の舞台用の手書きの脚本。


ずっと前に読んだきりだけど、私小説的なもので、執筆した方が愛した夜の世界の女性との記憶みたいなものだったと思われる。成就しなかった恋の話。


書いた方にとって大切なものには違いないので何とかお返しできたら良いなあと思うのだけど、封筒に書いてある何十年も前の住所に送っても届かない可能性の方が高そう。


預かって欲しいと頼まれたような気がするけど、何でだったかなあ。全然覚えてないなあ。
ずっとこのままかもしれないけど、とりあえず、まだお預かりしておきます。