「クレールの膝」みてきた。

ずっと在宅勤務で週に1回しか外出してない!という友人と、エリック・ロメール監督の「クレールの膝」を観てきました。


なるべく前情報を入れずに観たのですが、何を見せられていたんだろう(笑)


「婚約者もいる」「実験台」と色々免罪符を付けつつ、若い少女達にちょっかいを出す髭もじゃもじゃのおじさん。


キスにも驚いたけど、膝を撫でる行為(ていうか愛撫)があんなにエロいとは。おじさんそれダメです。
女の子の膝を撫でたいという突如沸き上がった欲求をどさくさに紛れて何とか満たして、勝手に完結して満足してしまっているおじさんにはちょっと嫌悪感ありました。手のかすかな愛情表現って大好きだけど、これは愛情表現じゃなくて欲望を満たしてる感じが絶妙に表れてた。


でも、映画の舞台になっていた、スイスの国境近くの山に囲まれたフランスのアヌシー湖は本当に美しかった。あんなに美しい所でゆっくり優雅にバカンスを楽しむなんて憧れます。女の子達も健康的で可愛くて美脚で、魅力的でした。


エリック・ロメール監督の独特な言葉のやりとりや心の変化の描写は健在で楽しめたことは楽しめたのだけど、あのおじさんの滑稽さを笑えるかどうかが分かれ道かもしれない。あと男と女でも受け取り方が違うかも。