自然現象ぽい。

連休は働いて、遊んで、帰省して、働いて、マムシに遭遇し、ウグイスと雉の声を一日中聞いて、全身筋肉痛になって戻ってきました。


近所の公園など。

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↑ここは巨大駐車場になってしまうらしい。


それから、不思議な虹が色々撮れた。拡大しないと分からないかも。


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↑下の方、ホースの近くに写ってます。
撮ったときは全然気付かなかったのですが他にも数枚撮れて、試しに翌日も撮ってみたけど空にうっすら1枚だけ。↓


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反射というより自然現象のような気がしますが、かなり珍しそう。調べても分からなかった。
おめでたそうだから、ま、良いか笑

増える思い出。

20代前半頃からの友人とお正月振りに会い、共通の友人のイタリアンのお店に行く。


二人とはバイト仲間だけど、友人のご主人曰く、バイト仲間とこんなに関係が続くなんてなかなか無いらしい。
近況など聞きつつ、昔話にも花が咲いて、良くも悪くも思い出が増えている。年齢を重ねてるんだなあ。
はあ。


転職したばかりなのにもう辞めそうな勢いの友人のリクエストで、ガーリック多めで、ショートパスタ、春野菜のソテー、ホワイトアスパラガスのタルタルソース添え等を作ってもらい、最後の一皿はカッサータのイチゴソース添え。美味しかった!
ガーリックを沢山摂取したので気を遣わなきゃ。りんごジュースが効くと教えてもらったのに買うの忘れた。懲りずに、またね。


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連休前半、

仕事終わりの今回の音出しは、珍しく曲作りにも集中しつつ。
目を閉じていて途中でふと目を開けたら急に雑念が入ってきた。もともと表情も読み取れない位の暗闇でセッションしてたのに、気付けば最近はずいぶん明るい。何にも言われてないけど、明るみに出ようとしてる時に、なるべく目は開けていた方が良いと思われる。気にしてなかったけど開けておこう。自分だけの問題ですが。


音出し終わりにルリカケス・ラム・トニックと、お魚色々。ラベルのルリカケスも写ってないしお魚もグラスも写ってないし、何やってるんだかなあ。


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C-project、再び。

少し前に、「佐藤雅彦研究室 カンヌ短編プロジェクト」再び。


今回はメイキングの「ジャンプ」を見るために行きましたが、見るのが2回目の本編の短編も、前回より刺さりました。佐藤雅彦氏の作品は多岐に渡るのに一貫性があって新しく、触れる度に余韻が残ります。


作り方を作る、その方法を模索してジャンプしたときの快感は、言語化出来ない喜びに違いありません。
楽しそうだなあ。
ご自身は何からインプットしているんだろう。


考えの整頓

考えの整頓

Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展

Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展@五反田TOCテックに行ってきました。


めちゃめちゃ楽しかったーーー
一番、こんなことしてくれちゃって良いの!?凄い!!と思ったのが、トラック別に聞き分けられるブース。メインボーカルだけにしてミックのアカペラにしたり、そこにコーラスを乗せてみたり、ギターだけにしてみたり、ボーカルとギターだけにしてみたり、ベースとドラムだけにしてそこにピアノをフェードインしたり、ドラムとボーカルだけにしてみたりと本当にいっくらでも遊んでいられるんですけど!!いっくらでも遊んでいられる素材が8曲もあるから、比較的空いてはいたのだけど長時間使い続けるのも気が引けて、離れてはまた戻りを繰り返して何回も何回もおかわりしてしまいました。メインボーカルを二重録りしてるのとか、ミックが合わせることには意識を向けないでそれぞれのノリでやってて結構バラけてたのをそのまま使ってるのがまたカッコ良いし、ていうか本当にどの曲の誰のどこを切り取っても全部いちいちカッコいい。チャーリー・ワッツのグルーヴ最高すぎ。悪魔を憐れむ歌のコーラスとピアノにキースのギターソロ、名演奏過ぎる。ロニーのギター、渋すぎる。そして最高の演奏にミックの声を乗せていくと、本当に歌が飛び出して突き抜けてくる。凄すぎ!感動!


昔の部屋の再現、楽器、ポスター、ライブ会場のジオラマやデザイン画、衣装、映像、ウォーホルのミック、バックステージの再現等々、これでもほんの一部と思いますが、充実した展覧会でした。でもとにかく音が面白かったので音だけで満足。


ストーンズ映画特集極音上映しないかなあ。
来日も待ってます!

モンキー・パンチ。

「ルパン対複製人間(クローン)」を見てモンキー・パンチさんを偲ぶ。改めて凄い世界観で、大好きです。


実写版ルパンを映画館に見に行って、何故か「こうやっておけばオマエラ喜ぶんだろ」とずーーっと言われてる気がして何とも言えない気持ちになったので多分もう見ることはないけど、ファーストシリーズとこれとカリオストロの城は本当に何度見たことか。山下毅雄の音楽最高だったな。チャーリー・コーセイはまた東京に来ないかな。神戸のお店にも行きたい。セカンドシリーズも音楽は良かったけど、大野雄二のライブにもずっと行く行く言ってて行ってない。行こう。


そういえば、ウッチャンがマモーやってたのって、あれは何だったのだろう……


モンキー・パンチさんは亡くなってしまったけれど、これからもずっとルパン三世は見ていきます。
心からご冥福を御祈りします。


ルパン三世 first- TV. BD-BOX [Blu-ray]

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インドアフェスQ東京。

インドアフェスQ@両国国技館へ。
ズラッと並んだ出演バンドののぼり旗の奥に、きゅうりのキューちゃん。それでQだったの?


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トロールズのずっと身を委ねていたいような官能的な心地好さ。色気がね。
ゴダイゴは、最初から最後まで、想像以上に圧倒的で、モンキーマジックで一気に盛り上がり、ガンダーラのイントロが美しすぎて涙、銀河鉄道999のイントロから盛り上がってからの、ミッキー吉野のキーボードソロで涙。生ソロカッコ良すぎ。ゴダイゴもっと聞こう。今度のブルーノート東京は日にちが難しそうだからまたの機会を楽しみにしてます。
ハナレグミの接吻。声ずるい。ずるくはない(笑)






コーネリアスは、ビジュアルも音もパフォーマンスも爆発しそうな位、ギュウギュウに詰まってた。
過去を知らないチイが「○おかしいんじゃないの」と言うくらいわざと賛否分かれるように作って、どういう満足感を得てるんだろう、と考える。サブリミナルで入れてくる感じとかいかにもファンが喜びそうな感じではあるし、見なきゃ良いのに見てる自分が悪いんだけど、いや彼は昔ひどかったしね、と言いつつ詳細を口に出す気にもなれず、ただモヤモヤしたという。これはもう自業自得。

千住博展@そごう美術館と、春季創画展。

千住博展@そごう美術館に行ってきました。


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世界遺産高野山金剛峯寺に奉納される障壁画『瀧図』と『断崖図』をはじめ、『竜神Ⅰ・Ⅱ』や、初期の作品なども展示されていました。


竜神Ⅰ・Ⅱ』はライトで色が変化していく作品で、撮影できるようになってた。すごい!


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会場内のコーナーで流していた『瀧図』と『断崖図』のメイキング動画で、千住博が「実際に見た風景を自分の中に落とし込んで、現物を見ないで自分の中にあるものを出す」というような事を話していました。
紙に皺を作り、皺の傷に色が入ると岩肌のようになり、そこに木々を書き加えていく。紙上を流れる絵の具が瀧になり、そこにエアスプレーで水しぶきを書き加えていく。
夢の中のようにリアリティーがなく音もない、でも紙や水がなりたいようになっている絵が出来上がっていく。千住博のフィルターを通した世界は、この世ではないような幻想的な世界でした。


今日は横浜に向かう前に池袋の西武ギャラリーとアート・フォーラムの東京春季創画展にも行って、そちらでも真鍋修さん、海老洋さん、篠崎遥香さん等の絵を見てきました。こちらの3人の絵が特に気になり、他にも同じ花をずっと描き続けてる方の絵や、何故それを描くのか不思議な絵や、タイトルと絵の繋がりが意味深な絵も沢山ありました。


最近また、自分の中には表現したいものが無いのに、泥棒してまで自己顕示欲を満たしてたサイコパスがちょっと騒がれていたので、芸術家の独創性について考えていました。


今日見た画家さんたちはみんな作品にその人が溢れてる気がした。頑張って両方見に行って良かった。

やっぱり宇宙ヤバイ。

研究チームにより10日22時から世界6か所で同時に行われた、ブラックホールの撮影に成功した研究発表の記者会見をネット生中継で見ました。


長年実現しなかった研究成果の発表を前に、データとしてホールの境がハッキリしたのでそれを元にイメージ映像化しただけなんじゃないかとか、ブラックホールなんて目で見れるものじゃないんじゃないかとか、ニュースを信じられない人たちの色んな意見の飛び交うなか、あの本物の画像が出てきて、研究者たちの興奮が伝わるような会見でわくわくしました!
なんという壮大なプロジェクトで、なんて気の遠くなるような話でしょうか。研究者たちの想像力と探求心は本当に凄い。


子供の頃に天の川が見える星空の下で惑星直列を見た時から、やっぱり宇宙には憧れるし興味も尽きませんが、色々調べて具体的な数字を見ていくと、宇宙が壮大すぎて自分が小さすぎて想像が追い付かなくなり恐怖でざわざわします。「宇宙ヤバイ」状態。懐かしい。


今回の件で松本零士がインタビュー受けてて、「想像通りでした。あのブラックホールの中心に入ってみたいんですよ。あの奥にあるものを見てみたい」というような事を話していて、やっぱり凄いなあと思いました。その想像力が999を生んだんだな。


ところで余談ですが、ウルトラマンではM78だけど、M78もオリオン座の真ん中の★★★近くに実在してて、ウルトラマンの設定の300万光年に比べると1600光年とかなり近所でした。散光星雲という種類で宇宙塵やガスで出来ているので、ウルトラマンや生命体が住めるような環境では無さそうです。


ホワイトホールはまだあるかどうかも分からないみたいだけど、ブラックホールに飲み込まれた全てはどこに行くんだろう。ホーキング博士は生前に、ブラックホールに入っても中から抜け出せる、と話していたらしい。
宇宙が膨張し続けてるってどういうこと。時空が歪むって何。怖い。楽しい。


宇宙はどこまでわかっているのか (幻冬舎新書)

宇宙はどこまでわかっているのか (幻冬舎新書)

「佐藤雅彦研究室 カンヌ短編プロジェクト」

佐藤雅彦研究室 カンヌ短編プロジェクト』@ユーロスペースに行ってきました。


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研究室を母体とした「c-project」で作られた「八芳園」(2014年/12分)、「父 帰る」(2016年/34分)、「どちらを」(2018年/14分)の3本の短編映画と、初日は上映後に5人の監督さんによる舞台挨拶とトークもあり、映画もトークも面白かった。


八芳園」の、結婚式の両家のご挨拶と記念撮影の何とも言えない心許なさは、昨年10月に身内の結婚式に行ってきたので記憶に新しい。
歓談も程々に、準備が整うまでただ待つしかない「退屈な時間」をスクリーンで一緒に体感することがこんな風に面白みがあるとは新鮮!


「父 帰る」は、菊池寛の有名な戯曲ですが、この短編映画ではキャスティングのオーディションの様子を追って、長男役11名、母役15名、弟役14名、妹役9名、父役8名を含む、総勢63名の役者さんの映像記録を1本の物語に編集して作られていました。


何人もの役者さんが出てくるのに、兄の存在は兄として、母の存在は母として、だんだん違和感無くひとつの物語として見えてきました。文学的没入体験を試みる作品だそうで、役のイメージが1人の役者さんによって固定される前に入れ替わって、それぞれの役者さんの個性が意味をなさなくなって役の記号みたいになっていくのが面白かったです。


最後の「どちらを」は、実の父親を知らずに育った息子と、その父に会うかどうかを選ばせようと旅に誘った母の話。4つの選択が出てきてどちらかを選んだのかは分からないが、どちらかを選んだことははっきりしている、そのようなはっきりとした中途半端な分かり方もある、とのこと。
短いけど余白が一杯あって余韻も残る不思議な後味でした。エンドロールにも何回か出てきた、道が分岐してまた1本に戻っている絵のように、どちらかを選んだことは間違いないけど、どちらを選んだかは分からないしどちらを選んだとしても結果大差無い、というなら、その選択はどっちでも良いということになっちゃうけど、まあ、考えさせる事が目的だろうからそこは良いのか。


こちらはメイキング・ドキュメンタリーを作成中らしく、何かのきっかけで人がジャンプした瞬間が見られるそうです。


人がジャンプする瞬間は、私は人生で2回しか目撃した記憶が無いので、そのメイキングには凄く興味があります。その瞬間が映像に残されるって狙って出来ることじゃないから奇跡だと思う。
今後ユーロスペースで本編上映後に流される予定だそうです。もう一度、上映されるようになったのを確認してから行こうと思います。上映後のイベントも、今後も色々あるみたいです。


原案はこちら。


新しい分かり方

新しい分かり方