「あつい胸騒ぎ」観てきた。

「あつい胸騒ぎ」観てきました。

内容に触れるのは止めておきますが、病気を扱っているからといってそこで泣かせに掛かるような映画ではありません。

映画上映のあと、急遽まつむらしんご監督が舞台挨拶されて言っていたのですが、監督が舞台を観て感銘を受けて映画を作ろうと思い立ち、原作者の承諾を得て、登場人物も一人一人面識もないのに依頼を掛けて全員から承諾を貰って、オリジナルキャラクターのター坊を導入して映画化が実現したんだそうです。

控えめに言って素晴らしかった!

原作も脚本も監督も男の人なのに、何で女の人の心のぐちゃぐちゃした葛藤が分かるんだろう。

ヒロインの吉田美月喜も初恋の相手役の奥平大兼もすごく良くてこれからきっと跳ねると思うし、役名の付いてるキャラにひとつも無駄がなく、爽やかな気持ちになりました。

ター坊がオリジナルキャラと聞いたら彼のいない原作と舞台もすごく気になる。存在感が凄くて何者かと思ったらなんと浅野忠信CHARAの息子さんでした。普段別人なんだろうな。

この映画に関わったすべての人の今後が楽しみになるような瑞々しい映画から、しっかりエールを受け取りました。機会があればぜひ。