馳星周と犬。

馳星周直木賞受賞しましたね!
タイトルは「少年と犬」というそうです。
まだこの小説は読んでないのですが、馳星周は美しいバーニーズ・マウンテン・ドッグを飼っていて、犬のために軽井沢に移住されていて、ずっとブログでめちゃめちゃ癒されていたので、これは読みたい!と思っています。ブログはしばらくご無沙汰していたけど行ってみたら、相変わらずの可愛さ、健やかさでした!
犬好きさんは是非馳星周のブログや他の犬の本もチェックしてみてください。


下の動画を見て、昔飼っていたちびのことを思い出しました。秋田犬とシェパードのハーフだったのですごく大きかったのですが、自分の事を「ちび」と思っていたのでずっとちびでした。私が上京した時に、可愛がってくれていたペンキ屋さんの所へ行ったちび。もっと遊んであげたかったけど、その後も幸せにしていたようです。
ペンキ屋さん、ありがとう。


犬を愛する馳星周さんの、今回の「少年と犬」も読むのが楽しみです。



誰のための。

東京の満員電車は本当にもうヤバいです。
テレワークはうちは導入して貰えなかったけど、出来る企業には再度導入して欲しいです。


政治に文句なんて出来れば言いたくないけど、コロナ前の通常時でも恐ろしい勢いで借金は増えてたはずで、それでも国会議員は借金が増えるのを抑えようと努力もしないでいつも通りボーナスまで満額なのに、国民には働かないと困るでしょ、とか、経済回さないとね等と言いながらまたまたGO TOキャンペーンで巨額の無駄遣い。それだけでなく今回はウイルスの拡散までが行われようとしてるのが本当に腹立たしいです。


またお友達の誰かのポケットに億単位でお金が流れるんだろうな。
この際、お友達を怒らせない程度にお金をあげてでもキャンペーンは中止にしないと、ウイルスをばらまいても平気な人達ばかりが利用するから大変なことになると思う。アベノマスクもひどかったけどまだ可愛いもんだったし、桜を見る会もいい加減にしろと思うけどこれに比べればまだましだったと思ってしまう。与党の皆さん、誰かに脅迫でもされているんだろうか。行動が謎過ぎ。見られたくない書類は捨てれば良いって事になってるのもふざけた話です。何で繰り返すかなあ。まあ多分、前回同様に本当は捨ててなくて、捨てたと言い張れば大丈夫、と舐められてるだけだと思うけど。
今は豪雨の被害に遭われた地域に使うお金が必要でしょうに。そっちが大事でしょうに。


こんなことでいつになったら安心して実家に顔を出せるんだろう。両親は高齢なので怖くて帰れません。


野党は頼りないけど、ある程度強力な毒を投入しないとこの国終わってしまうんじゃないかと心配です。
そんな毒も見当たらないですが。


すみません、愚痴です。
でも、みんな思ってることだよね。
本当にどうなってしまうんだろう。


国賊論

国賊論



追記。


Go Toキャンペーンは東京が除外されることになったらしく、東京だけで良いのか?とは思うけど、とりあえず少し前進。東京住民としては少しほっとしています。人を動かす以外に何か良い方法は無いものかね。

「とんでもないことでございます」問題。

ビジネスマナーにおいて「とんでもない」を丁寧に言う場合は「とんでもないことでございます」が正しい言い回し、というのは根強いマニュアルだと思うのですが、文部科学省設置の文化審議会の「敬語の指針」において、「とんでもございません」という言い方はかなり広まっているため、文法的には誤りだが使用しても問題ない、という見解になっています。
実は2007年には既にそうなっていた、という話。


でもここで問題なのは、「とんでもございません」と言えば「この人はビジネスマナーがなってない人だ」と評価されてしまう可能性があり、逆に「とんでもないことでございます」と言えば相手によっては「この人はビジネスマナーの知識がアップデートされていない人だ」と評価されてしまうという、ややこしいことになっていること。


どちらも使わないのが安全、というのが現状のようです。


「恐れ入ります」
あたりが安全かな。


使ったことはないし、言われたことも数回程度しかないので、まあ影響は無いのですが。


ところで、「敬語の指針」で、丁寧語の中に「美化語」という種類があることを知りました。


「お酒」「お料理」等が該当するそうです。


解説ページじゃないので詳しく書きませんが、「敬語の指針」が難しいけど面白かったです。文化庁のサイトから見れるし、検索でもすぐに出てきます。ご興味のある方は是非。


昔から、敬語を使わない、タメ口が売りになっている芸能人が多々存在するけど、正しい日本語は知ってて損はないかなと思う。


でもなれなれしくされるのが嬉しい人もいるみたいだし「あなたと親しくして可愛がられたい」と感じさせることが出来そうだし、タメ口にはちゃんと効果があるのかもしれない。主に女子が使う手法なのは、女性→男性に対して特に有効だからかも。
相手によっては無礼だと拒絶される危険もある諸刃の剣。度胸があるなあと思うけど、度胸が無かったらそもそも表に出てこないか。
あ。敬語から急にタメ口の話になってしまいました。


話すチカラ

話すチカラ

スライドショー。

ふと、幼少の頃に実家でスライドショーというものが度々行われていたことを思い出したので、親に聞いてみたら、「もうない」と言われました………


小学生位までだったと思う。食後に「スライドショーするよ」と言われて家族で「真ん中の部屋」と呼ばれている部屋に集まり、部屋を暗くして壁にスクリーンを掛けて画像を見てあれこれ話す、という感じのもので、細かいことは全然覚えてないのだけど、子供心にいつもと違う事をする非日常感が楽しかったことは覚えてる。


見ていたスライドは、何だろう。
旅行先のスナップとか親の若い頃の画像とか、そんな感じの他愛もないものだったのだろうなあ。数は沢山あったような気がしますが。


思い出したら無性に見たくなったけど、無いならもう叶わない。
残念です。


↓確か、こんな感じの映写機でした。



こちらの商品は「交換ランプ」だけのようで本体は売ってないみたいなので気を付けてください。
昭和の家電、可愛い。

モリコーネ追悼…

エンニオ・モリコーネが、7月6日に亡くなられたそうです。


寂しいです。
ご高齢とは分かってたけど、とうとう…という感じ。


2005年にコンサート行きました。
とても思い出深いです。


Twitterヨーヨー・マが追悼動画上げてて泣けました。


これからも聴いていきます。


どうか安らかに…


サッドヒルを掘り返せ [Blu-ray]

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人知れず。

「何だコレ!?ミステリー」で取り上げてた「きさらぎ駅」、懐かしい。
後で成り済ましみたいな人が何人か出てきたよね。違う世界に行ってしまった話って他にもいくつかあるけど、やっぱりきさらぎ駅が面白い。盛り上がってたスレ懐かしいなあ。


ところでふと思い出しましたが、実家の近くに、一度も通ったことがない道があります。


一度も通ったことがない道なんて別にいくらでもあるのだけど、その道は家から駅に向かう一番の近道らしいのです。


子供の頃に姉と散歩してたとき、その道の近くまで行ったら急にぞくぞくと悪寒が走り、姉の顔を見たら真っ青になってて、「帰ろう」とだけ言って引き返したことがあり……


それから一度も近づいたことがありません。
大人になってからその時の事を姉に聞いてみたら「怖くて、行っちゃダメだと思った」ということは一致してるけど、嫌だというだけで、何故と言われても説明することが出来ません。


駅から自宅まで歩くと一番近道なのに当たり前のように避けてきたし、家族の誰も車でも通ったことがないと思うし、タクシーに乗ってもその道を行こうとされたことは1度もありません。車が通れるか怪しいような細い道ではありますが。


夜にタクシーで目的地を告げたら、私を下ろしたあとうちの前の道を1人で抜けるのが怖いと言われて、怖い方に抜けなくて済むように300m位手前で降りてあげたこともあるから、もしかしたらうちの近辺には怖いスポットがいくつかあるのかもしれません。


問題の道は、Googleストリートビューによると一応舗装はされてるみたいなんだけど、一車線で急な坂道で、カーブしてて、多分距離的には100~200m位かな。適当だけど。鬱蒼として見通しも悪そうです。


その道をたまに思い出してちょっと気になるけど、やっぱりむやみに近付いちゃいけない気がする。


そんなミステリースポットが、人知れずありますよ。


思い出したから書いてみたけど、自分が怖いから後日消すかも。

「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」@Bunkamuraザ・ミュージアム

フェスやレイヴイベントの昔話で盛り上がり、今年のフェスはほぼ全滅そうな事に肩を落とす。


密にならなくても楽しめるような、ユルいイベントがどこかで実施されたら家で見るんじゃなくて現地に行きたいけど、当分都内から外に出れそうになく。ライブハウスはどうだろう。
都内で動けるようになってきたのは良いけど、まだ人が集中しそうな場所には行く勇気も無いし、移動可って言われても東京から行くと言ったら嫌がられるだろうし、万が一親に移したら命に関わるわけで。どうしたものか。


とりあえず、まだしばらくはどうしようもないし、都内で平日なら良いだろうと言うことで、「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」@Bunkamuraザ・ミュージアムへ行ってきました。


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これも自粛前にチケット買ってあった展覧会です。中止になったけど、短期間だけ開催されることになり、でも前のチケットは使えなかったので払い戻して買い直しました。チラシの日程は前のままですね。


入り口で検温して消毒して、名前と連絡先を記入して中へ。


野田弘志森本草介、中山忠彦、青木敏郎、島村信之、小尾修、五味文彦、大畑稔浩、生島浩、磯江毅、原雅幸、石黒賢一郎、塩谷亮ほか約30人による、約70点。


美しい女性や男性、風景、静物や動物等の、人物の肌質や髪の毛の1本1本や表情、動物の毛並み、布の織り、木の幹や花、湖の水の透明さ、深さまで、写真以上に迫ってくるような絵が沢山並んでいて、どれだけモデルや対象と向き合って描いているんだろう……と、想像しながら観ていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
絵の背景を想像するのは楽しい。特に超写実絵画ともなると、感覚で描いたり見たままを描くより、もっと観察眼するどく対象を理解しようとしたり愛したり執着しないと無理な気がする。楽しい。


それから、空いていたこともあり、ほぼ無音で過ごすことが出来て気持ち良かったです。


静物画と風景画と、花と猫のポストカードを全部で4枚購入しました。


少しずつでも事態が良くなっていきますように。

「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」

自粛前に行きそびれていた「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を観てきました。


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コロナ対策で席数に制限があったものの、なんとほぼ満員で、なんと女性率多めでした。
三島由紀夫が大きな器で終始礼儀正しく誠実に説得しようと臨んでいるように見えた。気難しくて若くて熱くてちょっと幼稚な学生たちが自己主張して何とか三島由紀夫を論破しようと頑張っているのも清々しく、それを受けて穏やかに鮮やかに言葉を紡いでいる三島由紀夫が大きくて素敵すぎました。
難解な話も飛んでいましたが、途中に入ってくる当事者達の話や平野啓一郎の解説に助けられながら、あっという間に終わってしまいました。ナレーション入る度に「あ」と思っちゃうのがちょっと面倒くさかったけど。


赤ちゃん連れの芥氏が、いかにも「哲学好きの前衛芸術家」が服を着てるかのように象徴的で、あの場に赤ちゃんを連れてきてる事も含め彼の立ち振舞いがあの討論の方向を決めたように思いました。50年経っても偏屈さが健在なの、凄い。機会があったら彼が主宰している劇団ホモフィクタスも観てみたいかも。


歴史を分かってなくて、その時代に何が起きていてどういう思想が力を持っていたのか知らないし、三島由紀夫は何冊か読んでるけど右翼と左翼、保守と革新、全共闘三島由紀夫、その主張の何がどう違うのかも分かってないくらい勉強不足。
そんな状態でも、この映画は凄く楽しく観ることが出来て、少しだけ、歴史を知ることも出来ました。


「言霊を私は残して去っていく」


と言って東大駒場キャンパスを後にした三島由紀夫
この体験が、その場に居合わせた人達のアイデンティティーに大きく影響を与えたことは疑いようもありません。学生たちがあんなに熱くて、今なんかよりもっともっと言葉に力があって、言葉を使うことが今よりもずっとずーっと大切にされていた時代。確かに三島由紀夫は言霊を残していった。


大した主張もなさそうな論破目的の攻撃的な書き込みや議論にもなってないやりとりをめちゃめちゃ沢山目にする今、50年も前にこんなに面白い討論が交わされていたのが羨ましいです。
でも、言葉はとてつもなく軽くなったけど、それでも言霊ってあると思う。
同じ時代に生きてみたかったなあ。

としまえん閉館のお知らせ。

突然ですが、としまえんが閉館してしまうそうです。


「としまえん」閉園(8月31日)のお知らせ


唯一、年間パスポートを買ったことがある遊園地です。木馬の会懐かしい。寂しいです。


パスポート持ってた位なので思い出は色々ありますが、ふと思い出したのは、自分の事じゃないけど昔「世界の怖い夜」というバラエティー番組で、としまえんのミラーハウスで鏡の動きが一瞬ずれたことがあって、その映像がめちゃめちゃ怖かったのですが、その動画が見つけられないのです。でもその時のことをおのののかが話してる記事がありました。


おのののか、ミラーハウスの心霊体験を告白「1秒遅れて手を挙げた」


説明が付けられないシーンで、そこだけ切り取られて有名になっても良いくらいだったと思う。
ずれちゃった人のNGとかかなあ。調べれば分かることだけど、一応名前は書かないでおきます。
「水トク! ~世界の怖い夜~」 2014年10月29日(水)放送分、どこかで見れないかな。


ところでとしまえんの跡地にはハリー・ポッターの施設が出来るんだそう。楽しそうだけどミラーハウスはきっと無くなっちゃうだろうなあ。あったとしても入る勇気は無いけど。


遊園地自体しばらくご無沙汰で、一昨年の大晦日にみなとみらいの観覧車に乗った以来。庭の湯にもしばらく行ってないし、出掛けたい、けどまだ怖い。
来週から週末行ってた学校も再開するけどそっちもどうしよう。来年度に差し替えするか悩む。